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台湾総督府専売局製品
台湾専売局は、日清戦争後の台湾割譲に伴い、植民地支配がはじまって間もなくの1901年に、すでにおかれていた「製薬局・塩務局・樟脳局」を1つにまとめるかたちで発足した。
当初、タバコは専売項目には含まれていなかったが、日露戦争戦費調達を企図して日本国内でも専売制度が開始されたことに倣い、台湾でも1905年からタバコの専売が始まった。1909年に「新高」「高砂」という、いかにも台湾らしい名称の口付タバコが発売されて以来、1945年までに約40種程度の銘柄が発売され、「移入品」として日本国内で販売されたものもあった。
以下の「ツギタカ」「ダイトン」は、日本国内でも販売された移入葉巻の製品であり、日本国内の専売創始4品種が本居宣長の和歌から採られたのと同様に、台湾の山の名前から製品名が採用された。
【画像1】「ツギタカ」(次高) シガーリング
・ツギタカは1923年発売開始、25本18円で中級品
・木箱包装であったことは判明
【画像2】「ダイトン」(大屯) 箱ラベル
・ダイトンは1933年発売開始、10本60銭の低価格品
・紙箱にラベル貼り包装
その他、「ニイタカ(新高)」「ニイタカエキストラ」「ノーコー(能高)」「マボラス」などの葉巻製品が存在した。
貴方の手は何時も青い♡
2020/06/29へぇー!
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shirotanino
2020/06/29これは偶然に見つけたもので、「TUGITAKA」って何だろうかと考えていましたら、「新高(ニイタカ)」の「次に高い」から「次高(ツギタカ)」という高校日本史の余談を思い出した次第です。拾いモノでした。
私はずっと「次高(ジコウ、音読み)」と思っていました。台湾に総督府がおかれていた当時、次高山は「次高タロコ国立公園」と、日本の国立公園がおかれいました。ニイタカ、ダイトンもそれぞれ「新高阿里山国立公園」「大屯国立公園」がおかれました。記念切手もあります。
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