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- 2F フィルター付タバコパッケージ
- ホープ(ショートホープ:10本入)
ホープ(ショートホープ:10本入)
1957年に発売が開始された「日本初のフィルター付きタバコ」。「HOPE(希望)」という命名は、「新生」・「Peace」などの終戦間もないころのタバコの系譜をひいていることがわかる。
紙巻タバコにフィルターが用いられたのは、1930年初頭にP.M社が売り出した「パーラメント」が世界初とされており、その当時は紙パルプを原料とするフィルターが主流だった。次第に、自然素材を原料にした「半合成」繊維であるアセテート繊維によるフィルターに転換されていき、ホープもそのアセテートによるフィルターを導入した。
フィルターによる喫味の柔らかさと、香料とのマッチングの妙が多くのファンを獲得し、1964年にはロングサイズとして「ホープ(20本入)」が発売された。その後時を経て1992年には「赤いショートホープ」である「ライト」が発売され、以降、「メンソール」(2003年)・「スーパーライト」(2004年)が銘柄に仲間入りし、その他限定期間販売品なども加え「ファミリー」を形成するに至っている。
1957年7月1日~ 40円で発売開始
・初期デザイン「E」痩せ形【画像1】
1957年9月頃~
・「E」変更【画像2】
1968年5月1日~ 50円へ価格改正
1972年7月頃
・「健康に注意」の文言が入る【画像3】
1974年9月頃
・刷色変更 金インク使用【画像4】
1975年7月頃
・新価格品表示「np」マーク入り【画像5】
1975年12月18日 75円へ価格改正
1980年 4月22日 90円へ価格改正
1980年6月1日
・専売公社証票変更【画像6】
1983年5月1日 100円へ価格改正
・「ホープ(10)」と、「(10)」まで表記するのが正式名称である。
・2004年に「ホープ(ロング)」が廃止されて以来、ホープと言えばこの1銘柄をさすことになった。それでも「ショートホープ」という呼び方が愛称として定着している
貴方の手は何時も青い♡
2020/06/29ドカンのハイウエストの所に隠し入れるのに丁度いい大きさでした、、、。
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shirotanino
2020/06/29本来はこの70ミリが、明治以来の「レギュラー」サイズですね。手のひらに納めても、おさまりの良いサイズだと思います。
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