バスミニチュアカーコレクション No.927 ウッド ダイカスケール No.110 日野 RE 京浜急行電鉄バス

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1927年に京浜急行の前身である京浜電気鉄道がバスの営業を始めたのが、現在の京急バスの始まりです。京浜電気鉄道、京浜急行電鉄と社名が変わっても鉄道会社の直営のバス事業部でしたが、他の大手鉄道会社と同様に1999年に分離独立し京浜急行バスとなり現在に至っています。
このモデルは分離独立する前の京浜急行電鉄バス時代のバスです。
京浜急行電鉄バスは、観光バスは7割強が三菱ふそうで、路線バスはほとんどが、いすゞ自動車が採用されておりこの日野REの路線バスが存在していた可能性は非常に低いと思われます。
路線バスの低床化によりボディーカラーデザインの若干の変更はあるものの、現在の京急バスでも京浜急行バス時代のこの塗装がほぼ踏襲されています。
株式会社ウッドが、日本で最初に北海道から沖縄までのバスをモデル化したメーカーで、売れそうな大都市のバスばかりではなくローカルなバスまでモデル化を1970年代後半から発売してきたことは特筆に値します。
ただ、全国のバスをモデル化はしたが、路線バスの車種は日野REの前中扉車か前扉車だったため、後扉のユーザーや日野車を採用していないユーザーもすべて日野REで再現されることになります。
また、他社がシールや近年ではタンポ印刷で再現しているボディグラフィックは、すべて塗装により再現していることも面白い。それに加え旧塗装のまま販売が継続されているモデルもあります。
このモデルは初期のモデルでシャーシもダイキャストであったため、TOYとして作られたモデルとしてはいい味を出していると思います。
1970年代から1980年代の全国のバスの貴重な塗装再現資料としての存在価値があると思っています。
その後、ウッドからニシキ(現在は錦)に1984年に移管され、ニシキは販売代理店のダイカスケールを2015年に設立し、現在もダイカスケールの愛称で生産販売が続けられています。

このモデルのおおよその大きさはL:110 W:25 H:30 1/100、裏板にはウッド ダイカスケール S=1/100 MADE IN JAPANと刻印されています。

モデルメーカーはウッド、ブランドはダイカスケール バスシリーズ、スケールはS=1/100

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