バスミニチュアカーコレクション No.907 サクラ ダイカストモデルバスシリーズ No.1 幼稚園バス

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サクラというダイキャストミニチュアカーはすでに日本のミニチュアカーの歴史の中で完全に忘れ去られているブランドになってしまいました。このモデルはサクラのダイカストモデルバスシリーズ6台の中の1台で、No.907、No.910と同シリーズのようちえんバスです。スケールは判りませんが、全長から想定して1/100位と思われます。当時、ロングトミカやウッドのバスシリーズが1/100スケールだったので、採用されたスケールかもわかりません。ボディ形状は、貸切及び高速バスタイプと路線バスタイプの2種類ありますが、基本的には高速路線タイプのようです。
このようちえんバスは、高速路線バスを無理矢理に路線バス型のようちえんバスに仕立てた、奇妙な形状になっています。
車種は富士重工R13車体の三菱ふそうB906Rタイプの様に見えますが、似て非なるものです。この様な車両は存在せず、「おもちゃ」として存在したもので、車内のシートに目をやると、貸切タイプの流用で、中扉付近にもシートがあり中扉が使えず意味がありません。
より忠実なモデルが現在の主流ですが、このようなおおらかなバスミニカーが存在していたのが、1970年代から980年代のバスミニチュアカーの世界です。
赤いボディにパンダの顔とスクールバスマークに、ようちえんバスの文字で幼稚園バスに仕立てた「幼稚なバス」ですが、およそ40年~50年前の古き良き時代のコレクションです。
このモデルのおおよその大きさはL:115 D:27 H:33 1/100)、裏板には刻印はありません。

モデルメーカーはサクラ、ブランドはダイカストモデルバスシリーズ、スケールはS=1/100

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