バスミニチュアカーコレクション No.344 TOMICA No.6  いすゞボンネットバスBX 大町エネルギー博物館もくちゃん

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長野県大町市にある大町エネルギー博物館の特注トミカです。TOMICA No.6  いすゞボンネットバスBXの後ろに釜の部品を取り付けて薪バスを再現していますが、実車は昭和57年に大町エネルギー博物館に寄贈されたトヨタ車体製のトラックを車体の老朽化に伴い改造して、平成2年6月にバスボディを架装したようです。
薪を釜(薪ガス発生炉「田之尻式ガス発生炉III型」)で蒸し焼きにし、そこから発生する薪ガスを動力源とする薪バスで、煙を吐きながら走るその名も「もくちゃん」。
車体の後部に積まれた釜は、昭和25年製作との事です。昔実際に使われていた薪の釜を使って公道を走るバスは、日本で唯一だそうです。(残念ながら現在はガソリンで走っているようです。)
このバスのエンジンはかつて市の消防車に載っていた3,800cc、130馬力のガソリンエンジンを積み替えて使っていますが、薪ガスはカロリーが低いため、最高で65馬力程度しかないとのことです。
今回は後部に搭載された「薪ガス発生炉」が大きなポイントですので、特別に写真を2カット掲載します。
このバスの車体がトヨタ車体製で、年々車体の老朽化が進んでおり、なんとかご支援をお願いできないものかと、トヨタ自動車の幹部の方にお願いのお手紙を出した様ですが、大町市のホームページによると、「よいお返事はなかった」との事で残念です。
大きく利益を上げているグローバル企業TOYOTAですが、過去の自社製品に、もう作っていないバスには支援する意味がないということでしょうか・・・
このモデルのおよその大きさはH:30 W:25 L:80です。
裏板にはTOMICA No.6、ISUZU BONETBUS、MADE IN CHINAと刻印されています。

モデルメーカーはTOMY(日本)、ブランド名はTOMICA、スケールはS:1/110 発売元は大町エネルギー博物館

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