バスミニチュアカーコレクション No.275 TOMYTEC 日産ディーゼル工業RN 京王電鉄バス

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日産ディーゼル・スペースランナーJPを一括購入した、京王バスが日産ディーゼル工業(現UDトラックス)に、三菱ふそうエアロミディMJや日野レインボー7W、いすゞジャーニーQといったモデルはあったものの、ワンステップの低床構造で車いす用スロープ板を設置できる全長7m、幅2.3mの小型バスの開発を京王バスから求められ、日産ディーゼル工業も、当時普及し始めていたコミュニティバスでは、ツーステップ車にリフトを付けているのが主流で車いすだけではなく、フロアが高いため幼児や高齢者などの乗降にも時間と手間を要していたところに、京王バスからのオーダーで共同開発が始まったと聞いています。
これこそプロダクトアウトではなく、マーケットインの思想です。
1996年の導入当初は「日本初の車椅子スロープ付き超低床小型バス」として大いにアピールしていました。
京王バスグループでは、RNのプロポーションから「チョロQバス」と呼ばれていたそうです。
その後、全国で活躍しましたが、後のUDトラックスがバス事業から撤退したため後継車が生まれることはありませんでした。
現在このサイズの超低床小型バスは製造されていないため、都市部の各社局で導入された日産ディーゼル工業RNは、経年により、中古車として移籍し地方都市で見かけることがあります。
このモデルのおよその大きさはL:45 W:15 H:20 S:1/150 Nゲージです。
裏板には©TOMYTEC、CHINAと刻印されています。

モデルメーカーはTOMYTEC(日本)、ブランド名はザ・バスコレクション ミニバス編Vol.1 スケールはS=1/150 

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