バスミニチュアカーコレクション No.1257 錦 ダブルデッカー 二階建バスシリーズ No.1004 ヤサカ観光東京 SUNSHINE

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日本中がダブルデッカーブームで沸いた1980年代、ミニカーメーカーもこぞって二階建てバスのモデルを発売しました。
ウッドはダイキャストモデルのメーカーですが、精密モデルではなくTOYのジャンルのモデルを生産しています。同金型を使って全国の数々のバスモデルを生産していましたがその後金型は錦(ニシキ)に引き継がれ、このシリーズはウッドと錦、ニシキのブランドが混在します。
この二階建てバスシリーズは、シャーシが共通部品で、ボディ部分を運行会社のモデル別に作り変えています。
この写真のモデルは東京ヤサカ観光をモデル化しています。No.1250 のはとバスで紹介したドイツのドレクメーラー「メテオール」 と同じ金型を使っています。文字やラインなどすべて塗装で再現されています。
このモデルは京都に本社のあるヤサカ観光の東京事業所のバスでフロントにTHE TOKYOと書かれています。
ヤサカ観光バスのボディグラフィックデザインは日本画家の重鎮、三輪晁勢画伯(1901-1983)が、溜色(あずき色)とyasakaのyの文字を使用し、鴨川の友禅流しをイメージしたものだそうです。このボディーカラーリングは古く、直線基調のラインが多い当時のバスの中でも、この緩やかな曲線のデザインは目を引きました。ヤサカグループはすべて同じカラーリングなので、車両後部下の社名表示以外はどこのヤサカ観光かはわかりません。
Km自動車同様、戦後間もなくの時代に、デザイナーや画家を起用して、ボディーグラフィックスを任せるなど素晴らしい企業文化を持った会社です。

このモデルのおおよその大きさはL:113 D:25 H:37、裏板にはニシキ ダイカスケール1/100 MADE IN JAPAN Mercedesマークと刻印されています。

モデルメーカーはニシキ、ブランドは二階建てバスシリーズ、スケールはS=1/100

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1983年

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