84-85年頃 フォスター別注 パンチドキャップトゥ

0

フォスターの別注でロゴも古いタイプです。ソールの刻印は小さなブロック体で、1984-85年頃作られたと思われる靴です。切り替えし部分に小さなパンチングが入っており、他で見たことがない意匠となっています。現代ではほとんど見る事の出来ない良質なカーフが使われています。89年のブルータスでは「フレンチカーフを使っている」と書かれていましたが、この靴に使われた革もフレンチカーフだと思われます。
本当に軽くて返りの良い靴になっており、長く履いても疲れません。ラストはセミスクエアの33。普通を追い求めた「中庸の美学」から出来上がった傑作です。

8枚目の画像の中央がこの靴ですが、左は微妙に色の違うアッパーです。右に80年代後半のコンビを並べてみました。こちらはラスト88です。

Default