イギリスの別注3

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●画像1 ケンダル・ミルン&カンパニーの別注。1950-1960年代にグリーンに別注を掛けていたものと思われます。同社はマンチェスターのディーンズゲートにある大きなデパートでした。同社の前身となる「ワッツ」というデパートの店員だった3人、ケンダル、ミルン、フォークナーが1836年にオープンしました。
●画像2 当時のケンダル ミルンの建物。
●画像3 1919年にケンダルはハロッズに買収され、1920年代の一時期は「ハロッズ」と呼ばれていましたが、顧客とスタッフの抗議を受けてすぐにその名前は「ケンダル・ミルン」に戻りました。ハロッズ・グループはケンダル・ミルンとともに1959年に「ハウス・オブ・フレイザー」に買収されますが、「ケンダル」の名前はそのまま残されました。この店舗は 2005 年まで存在しました。
●画像4 Kendalsのブランド変更にもかかわらず「Kendal, Milne and Co」の名前は、店舗の入り口の上にある大理石にはっきりと刻印されています。

●画像5,6 ハロッズ別注。60-70年代にグリーンに別注を掛けていたようです。90年に初めてこのデパートを訪れた時、靴のブースにエドワードグリーンのコーナーがありました。ここの別注ロゴには画像6,7の二種類があります。ハロッズはご存知の通りナイツブリッジにあるロンドンを代表する百貨店。しばしばオーナーが替わる安定しない会社ですが、経営が変わっても店内の雰囲気は変りません。
●画像7 ハロッズは夜になれば美しいイルミネーションで彩られます。
●画像8 このデパートの食品コーナーは内装のセンスもよく、ディスプレイも綺麗でそこにいるだけでワクワクしてきます。

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