80年代前半のエドワードグリーンの靴袋

初版 2023/05/01 11:51

改訂 2024/01/12 15:13

1980年代前半のエドワードグリーンの靴袋は、今のコットン製のものと違って麻布が使われていました。色も一般的によく知られている茶色のものと違って深い緑色のものでした。

下が湾曲して赤いパイピングが辺縁になされています。

左右非対称なのが分かります。

革製のMADE BY EDWARD GREENのロゴが縫い付けられています。

革製のタグを縫製しています。

麻布らしい皺が見えます。

太い黒色の紐が通され、革のパーツで緩まないように固定する方式ですが、これが結構な優れものです。茶色のシューバッグの2-3倍は製作費が掛かったものと予想されます。

このシューバッグには「緑色でツヤツヤ光る革のタグ」という別バージョンがありました。

一般的に我々が知っているグリーンのシューバッグといえばこれです。

エスカイヤ別注だと同じ布でもロゴが違います。

こちらはEDE&RAVENSCROFT別注のシューバッグです。ホーキンス別注のものと全く同じ緑色のコットン製。

いずれにしてもこの時代のシューバッグはお金も手間も掛かっており、後年の方がコストカットがなされているということですね。

1990年3月に行ったロンドンで、初めてエドワードグリーンのドーバーを購入しました。以来、ここの靴の虜になりました。質の良いしっとりとしたカーフ、美しい木型、無い物ねだりと分かりながら、この時代のエドワードグリーンの靴を今も追い求めてしまいます。
他に古い靴も修理して履いています。特に戦前の英国靴は素晴らしいと実感しています。

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