Neuss (ドイツ)

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ノイスはドイツ西部、ライン川を挟んでデュッセルドルフの対岸に位置する町です。

紀元前16年にローマがケルト人に対する要塞を築いたのが町の起源で、その後要塞の周りに町が発展しました。中世に入るとライン川の渡河地点として発達し、1138年には都市としての記載が見られます。しかし、1586年の大火事で町の3分の2が焼失し、さらにフランスのルイ14世の侵攻や渡河地点としての重要性が薄れたことから衰退します。

掲載の地図はGeorg Braun及びFranz Hogenberg作の「Civitates Orbis Terrarum」(複数年に亘り、数か国語で刊行)の内、Vol.Ⅲ(1575年初刊)のラテン語版になります。

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