Mâcon & Chalon-Sur-Saône (フランス)

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マコンはフランス東部ソーヌ川沿いの町です。ソーヌ川を利用した水運の中継地点として紀元1世紀頃にケルト人により造られ、ローマ帝国時代に発展しました。中世にはブルゴーニュ伯領でしたが、ソーヌ川対岸のサヴォイ公国領への橋が架かっていたことからこの地方の中心となりました。

シャロン・シュル・ソーヌもフランス東部ソーヌ川沿いの町です。ガリア人の王国の首都でしたが、ローマ時代にはソーヌ川を利用した水運とローマ街道の結節点として栄えました。中世のブルゴーニュ伯領時代の6世紀には事実上の首都となったこともありました、10世頃まで度々他国からの侵攻を受けました。

掲載の地図はGeorg Braun及びFranz Hogenberg作の「Civitates Orbis Terrarum」(複数年に亘り、数か国語で刊行)の内、Vol. Ⅲ(1581年初刊)のラテン語版になります。

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