真夜中メンテナンス vol.002【vol.085】
皆さまどうもこんばんは。今夜も当ミュージアムをご覧くださいまして、誠にありがとうございますm(_ _)m 今回いつものDIARYとは趣向を変えてお届けしようかと思いまして。 今日のテーマはコチラの車輌でして、、、 ●トミカダンディ 032 小松 ブルドーザー なんですが、、、 まずは用意するものがコチラ。 ・瞬間接着剤 ・プラモデル用セメダイン ・バターナイフ ・ペンチ ・毛抜き(←ピンセット代わり) ・アルコール入りの除菌ウェットティッシュ 某オークションにて500円で落札。 ま、だいたいの察しがつくかとは思いますが、、、 宅急便の袋をチョキチョキしてみると、これまた厳重な梱包。。 ってか、どんだけ厳重なのこれ!!更にラップに包まれているし。 ようやく中身が出てきましたが、もうお気づきでしょうか。 ブルドーザー本体の手前の袋にご注目ですね。 さて、開封しますか! 箱自体も経年劣化で脆かったりするので。。。 はい、出てきました。フロントビューです。が、、 トミカダンディの働くクルマにはよく見かける現象ですね。 ゴム製のキャタピラー部分が経年劣化で完全に硬化してボロボロに崩落してしまっていたり、熱で溶けてしまっていたりするもの。 しかも生きている方のキャタピラーも変形して浮いてしまっていたりとか。 まずは本体のクリーニング&除菌。 前のオーナーがおそらくながら喫煙者だったりして、タバコの匂いを消したり、ホコリにまみれていたりもして、こうして除菌シートで全体的に拭き取りをして。 細かいところは綿棒でいってみたりとか。 そんなことやっていたらば、『パキッ』と鈍い音が。少しの力で大丈夫だった部分も脆くも崩れてきたり。 そんなわけでまずはこの部分のリペアで瞬間接着剤で固定。 このくらいまでキレイキレイにして、、、と。 問題はどの程度キャタピラーが崩れていて、しかもパーツが揃っているのかどうか。一応前のオーナーには確認してあるものを全て送ってくれと指示は出したりはしていたんですが、郵送中に衝撃でボロボロになったよなー、、、と思いながら、まずはキャタピラー同士割れ目を確認して合うところを瞬間接着剤で固定していきます。 こんな感じで一つ一つ合っているか見きわめて繋げる作業。 本来ならば接着させてから乾かしてまたくっつけて、乾かして、、、をやらなくちゃいけないところなんですが、やたら面倒なので、どんどんパズルのように繋げていきます。 次第に形になってきたぞ。。これでキャタピラーのパーツが2つになりました。ということは、この2つがジョイントするはず。 ↑↑↑ イチバン神経を使う工程ですね。組み上げたキャタピラーをドーザ本体に設置してみます。 このカーブしているところのセッティングがイチバン脆い。これもパキッとやった後に再度接着させたものです。 そして、2つのキャタピラーパーツを1つに繋げる作業。 0.5センチほどの隙間が空いたりしたんですが、少しずつ押して割れ目を合わせて接着させてからそのまま固定。 補強のためにキャタピラー全体にプラモデル用接着剤を用いてコーティング。 後は幌を取り付けて、ステージにフロアタイルを貼りまして、最上階に鎮座。 後ろ姿も大丈夫そうかな、、、。 おし!これで完成でしょうか。もはやキャタピラーは作動させられないので、ディスプレイ用となります。 もうこの手のリペアだとかレストアは7~8台目です。 何とか組み上がりました。良かった良かった(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。) そんなことをしながら夜を過ごしておりました。もう2時を回りましたな。そろそろ寝なくちゃ。 復活できて、良かったです。 #お手入れ #リペア #ミューゼオ #2018年 #欲しい #比較 #収納 #知りたい