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HATFIELD AND THE NORTH
VIP-6910
1978(1974), JPN VIRGIN white label "見本盤"
IMMEDIATEのソフロデュオTWICE AS MUCHを UPしてから、その関連するアーティストを数珠繋がりで聴いて来た。
CAROL GRIMES AND THE DELIVERYを母体に一方はTWICE AS MUCHのD.スキナーとCAROL GRIMESが合体してUNCLE DOGに。
残されたメンバーを核に、もう一方はカンタベリーロックの最大の果実と言われるHATFIELD AND THE NORTHに行き着く。
HATFIELD AND THE NORTHと言えば、この次に発表した2ndのROTTER'S CLUBがとにもかくにも絶対的な評価だけど、1stも捨てたもんじゃない。
とはいえ、ここで聴かれるキーボードの音色が個人的にかなりニガテで、「こんなもんFUSIONぢゃねーか」と途中で聴くのを辞めようと思う瞬間が何度か訪れる(あくまでも「個人の感想」death)
そんな時たち止まらせてくれるのが、リチャード・シンクレアのジェントルなボーカル。
キャラバン時代から彼のボーカルに、デヴィッド・シンクレアの「くぐもったオルガンの音色」こそが自分の中のカンタベリーなので(ソフツ派ではなくキャラバン派ですね)そのシンクレアブラザーズの片割れがボーカルとして参加しているHATFIELD AND THE NORTHは自ずと聴かない訳にはいかないのです。(そんな得意じゃないけど)
我が家のレコードは日本盤再発時の見本盤。
1978年に購入した際の所有者のサイン(笑)付き。
"トミエ・ホンマ"さん。
78年にこんなアルバムを買う女子。
今やさぞ素敵な歳の取り方をさらているのかな。
と会ったこともない前所有者に思いを馳せるのもこれまた中古レコの良い所。
落書きあり。として価値を落とすとか無粋な事は言わないの。
#Canterburyrock #hatfieldandthenorth #PhilMiller #RichardSinclair #PipPyle #DaveStewart
やっぱこれ。このジェントルな声こそが英国。
https://youtu.be/mBCT5Hzxts8