BLACK CAT BONES / BARBED WIRE SANDWICH (UK DECCA nova)

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SDN 15
1970, UK DECCA nova Org. stereo press

邦題「有刺鉄線サンドウィッチ」(笑)
マディのフーチークーチーマンの歌詞の一節から取られたバンド名からしてブルーズをベースにしている。

Freeのポール・コゾフとサイモン・カークが初期に在籍していたバンドで、後のLeaf Houndの前身バンド。また、G.のROD PRICEはFOGHATで一躍名を上げる。

こんな感じで元いた人と、このバンドから巣立った人が有名になっていて、本人たちが1番無名…みたいなバンド。で、はなから売るのを諦めている実験レーベルからの発売てのがいかにもレア盤になるべくしてなった様なとこがある。

とにかくヘビー。
引きずる様なミディアムヘビーブルーズ中心で、聴き疲れ度ではかなり上位に位置するアルバムだけど中毒性は高い。

フリーの主要メンバーが在籍していた事も関係しているか、ミディアムヘビーで間の多い隙間だらけの音は確かに僕が好きだった頃の初期Freeに似ていなくもない(結局、この辺と比べるとFreeの個性は全てアンディ・フレイザーだと言うことが分かる。こっちはただボーボー鳴っているだけのB.)

少しレコードの話。
DECCA novaはDECCAの実験レーベル。
商業的に売れる見込みのないアーティストの作品発表の場として設立。
せめてDERAM辺りでちゃんと売られていれば、当時のレーベルメイトになるのかな?サヴォイ・ブラウンくらいには売れた気がする1枚。

#blackcatbones #bluesrock #heavypsych #hardrock #rodprice #foghat #leafhound #free #paulkossoff #simonkirk
https://youtu.be/yJHGB_xqZkM

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