1994 Upper Deck All-time Heroes #208 Dave Kingman

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今回も「All-time Heroes」から。

昔、打率.219ながら39本塁打で本塁打王を獲得したランスという選手が広島にいましたが。

メジャーで通算打率.236ながら442本塁打、2度本塁打王にもなってるのがデーブ・キングマンです。

まぁ、とにかくユニークな選手で、ボールを遠くに飛ばすこと以外はほぼ取り柄なしと言ってもいいくらいでした。

打率が低いので三振が多く、一塁、三塁、外野の守備でも積極的評価は少なく、足も特に速いとは…盗塁は実働16年、最低2盗塁はしていたようですが。

本塁打に関してはいろいろ面白い記録がありますが。

一番変わっているのは、1シーズンで4地区(当時はAL、NLともに東西地区の4地区制)で本塁打を放ったというものでしょうね。

それは1977年のことなんですが。

開幕はNYMで、9本塁打を放つと6月、SDにトレード。

SDでは11本塁打を放ち、9月にウェーバーにかけられCALに移籍。

CALでは10試合で2本塁打を打ちますが9日後NYYにトレード、NYYでシーズン終了までに4本塁打を放ち、見事1シーズンで全4地区のチームで本塁打を放ちました。

ちゃんと調べてはいませんが、4地区制以降で全地区で本塁打は聞いたことないので、おそらくキングマンのみではないかと思います。

今は6地区あるので、全地区本塁打はほぼ不可能でしょうね。

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