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1994 Topps #17 Lance Blankenship
1994年のMLBカード。 80年代後半からのOAKの黄金時代をユーティリティープレイヤーとして支えました、ランス・ブランケンシップ。 メジャーでは88年から93年までの6シーズン461試合出場でしたが、バッテリーを除く内外野全7ポジションを守りました。 カード裏面にも、「1993年の6ポジションを含めここ4シーズン、5ポジション以上を守っている」とありますね。
MLBカード Oakland Athletics Toppsnaoto718
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1994 Upper Deck #318 Pedro Martinez Electric Diamond
1994年のMLBカード。 90年代後半から2000年代半ばまで、メジャー最強投手でしたペドロ・マルティネス。 最多勝1回、20勝以上2回と意外に勝ち星に関しては少ないですが、防御率1点台2回、最優秀防御率は5回獲得しています。 NLはマダックス、ALはペドロ・マルティネス、もう点が取れる気しなかったですよね。 90年代NL最強のATLにいたマダックスに対して強豪ではあるもののワールドシリーズ3連覇のNYYの陰に隠れていた感のあるBOSにいたペドロでは勝利数に関しては差が出たのかもしれないですね。 ペドロ自身も、PHIでNYYと対戦したワールドシリーズも含め、ポストシーズンでは対NYYでは1勝4敗。 BOSが「バンビーノの呪い」を解いてワールドチャンピオンになった2004年も、NYYとのALCSでは2試合先発登板の3試合登板で0勝1敗、防御率6.23だったんですよね。
MLBカード Montreal Expos Upper Decknaoto718
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1994 Upper Deck #456 Ben McDonald Electric Diamond
1994年のMLBカード。 89年のドラフト1巡1位指名でBALで活躍しました、ベン・マクドナルド。 今までも何枚かマクドナルドのカードは紹介してますね。 90年にはBALで先発に定着、92年に初の2桁勝利。 ここから3年連続2桁勝利、95年は3勝に終わりましたが96年はMILに移り12勝と復活。 97年、8勝を挙げましたが故障でシーズン後半は欠場。 98年シーズン前に受けた手術が失敗したことで引退したんだそうですね。 通算78勝で引退していますが、手術が成功して復帰できたら100勝はしていたでしょうね。 とても残念ですね。
MLBカード Baltimore Orioles Upper Decknaoto718
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1994 Classic NFL Draft #98 Rick Mirer
1994年のNFLドラフトのカード。 93年ドラフト1巡2位指名でSEAに入団しました、リック・マイヤー。 この時の1位がNEのブレッドソーで、マイヤーはドラフト失敗作のように言われていますが… 93年、ルーキーとして全試合先発出場(Wikipediaによると1970年以降3人のみ)し、前年2勝だったSEAの勝ち星を6まで伸ばしました。 さらにパス試投486、274成功、パス獲得2833Yでルーキー記録(当時)。 94年にはパス試投381回で7インターセプトで、インターセプト率1.8%でリーグ最少。 ただチームは浮上できず96年にはマイヤーはチームを2回にか勝たせられず、ドラフト権との交換でCHIに移籍。 93年に記録したパスのルーキー記録は、Wikipediaによるとアンドリュー・ラックに更新されたようですね。
NFL カード Seattle Seahawks Classicnaoto718
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1994 Classic NFL Draft #80 Donnell Bennett
1994年のNFLドラフトのカード。 94年のNFLドラフト2巡58位でKCから指名されました、ドンネル・ベネット。 93年にモンタナを迎えラン中心のオフェンスからパス中心になったKCで、RBとしてはマーカス・アレン、グレッグ・ヒル、キンブル・アンダースに続く4番手という位置付けでした。 98年、キンブル・アンダースがブロッキングに回ったことで、バン・モリスとワンツーで走り、キャリア最高の10試合先発出場しました。
NFL カード Kansas City Chiefs Classicnaoto718
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1994 Topps #53 Billy Ashley
1994年のMLBカード。 当時、外野手のプロスペクトでした、ビリー・アシュリー。 このカードは以前、ゴールドバージョンを紹介していますので、諸々はそちらをご参照ください。 https://muuseo.com/n-sekine.7.18/items/605
MLBカード Los Angeles Dodgers Toppsnaoto718
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1994 Topps #3 Kevin Rogers
1994年のMLBカード。 93年に左の中継ぎとして64試合に登板しました、ケビン・ロジャース。 88年にプロのキャリアをスタートしてから92年まではメジャー、マイナー計130試合登板中リリーフ登板は3試合のみでしたが、93年は64試合全てリリーフ登板。 64試合登板中3イニング以上投げたのは1回のみでしたが40回の登板で奪三振を記録した、とカード裏面に出ていますね。
MLBカード San Francisco Giants Toppsnaoto718
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1994 Topps #19 Scott Livingstone
1994年のMLBカード。 DETやSDで三塁手として活躍しました、スコット・リビングストン。 通算673試合出場で17本塁打と、三塁手としては打力、特に長打力に欠けたところが、ポジションを取りきれない原因だったかもしれないですね。 しかしながらカード裏面には、 「1992年、305打席本塁打0だったスコットは、9月の31打席で突如4本塁打を放った」 とあります。 調べて見ると9月10日のCHIホワイトソックス戦でアレックス・フェルナンデスから1号本塁打、少し空いて21日のBOS戦でジョー・ヘスケスから、22日のNYYとのダブルヘッダー第1試合で中日でもプレーしたリッチ・モンテレオーネから、25日にはCLEのテッド・パワーから本塁打を打ちました。 21日の第2号から25日の第4号までは4試合、14打数で3本塁打の大当たりでした。
MLBカード Detroit Tigers Toppsnaoto718
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1994 Pinnacle Select #132 John Randle
1994年のNFLカード。 90年代MINディフェンスを引っ張りました、ジョン・ランドル。 93年から6年連続プロボウル選出、92年から8年連続2桁サック、97年には15.5サックでサック王にもなっています。 2001年にSEAに移籍してからもプロボウルに選ばれました。 カード裏面にはオールプロに初めて選ばれたことが出ています。 97.5ネガティブヤードとありますが、「ネガティブヤード」とはオフェンスがロスしたヤードのことですね。 ランドルは93年は12.5サックを記録していますが、それで相手オフェンスを97.5Y下げさせたということですね。
NFL カード Minnesota Vikings Pinnaclenaoto718
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1994 Topps #105 David Wells
1994年のMLBカード。 1998年NYYワールドチャンピオンの時の強力先発投手陣の一角を担いました、デビット・ウエルズ。 その98年が18勝4敗で勝率.818で勝率1位、2000年TORで20勝など、30代も半ばになってから安定感のある大活躍をしました。 メジャー実働21時で9チームで投げているんですが、DETのイメージが薄く…申し訳ない。 カード裏面にあるんですが、DETに移籍したのは、TORがリリース(解雇)したんですね。 メジャーではよくある話ではありますがウエルズは当時30歳、TORもまさか30代で大化けするとは思ってなかったんでしょうね。
MLBカード Detroit Tigers Toppsnaoto718
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1994 Upper Deck #476 John Jaha Electric Diamond
1994年のMLBカード。 MILでのグレッグ・ボーンとのワンツーパンチは迫力ありましたね、ジョン・ジャーハ。 93年に一塁に定着し19本塁打。 95年に20本塁打、そして96年に31本塁打。 その後不振に陥るも、99年、OAKに移籍し35本塁打と復活。 初のオールスター選出も果たしました。 その後再び不振に陥り、メジャー実働は意外にも10年で終わりました。
MLBカード Milwaukee Brewers Upper Decknaoto718
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1994 Topps #57 Kevin Stocker
1994年のMLBカード。 PHIからTB、ANAと遊撃手として活躍しました、ケビン・ストッカー。 守備の人という印象が強いですが、ゴールドグラブ賞はなかったものの、TB時代の98年には9イニングあたりの守備機会4.99でリーグトップ。 守備機会の多さは、守備範囲の広さの目安とあれていますよね。 打撃面では打率3割や2桁本塁打、50打点に達したことがありませんが、メジャーデビューの93年は規定打席不足ながら打率.324を記録しました。 これは年度別では規定打席不足の年も含めてキャリアハイであり、この年の250打席以上の打者の中ではNL7位にあたる打率でした。
MLBカード Philadelphia Phillies Toppsnaoto718
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1994 Upper Deck #136 Steve Buechele Electric Diamond
1994年のMLBカード。 TEXやCHIカブスで活躍しました三塁手、スティーブ・ブーシェル。 TEXでメジャーデビューし、91年シーズン途中でPITに移籍、プレーオフに出場しATL相手に7試合出場し23打数7安打で打率.304。 翌92年途中、88年CINで20勝投手となり日米野球でMLB選抜に選ばれて来日もしたダニー・ジャクソンと交換でCHIカブスに移籍。 CHIカブスでは93、94年と2年連続で2桁本塁打、特に93年は27本の二塁打が光りますね。 また、93年は三塁手として守備率リーグトップにもなっています。
MLBカード Chicago Cubs Upper Decknaoto718
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1994 Topps #71 Rich Becker
1994年のMLBカード。 MINで5年、他5チームで計3年、外野手として活躍しました、リッチ・ベッカー。 このカードは93年、メジャーデビューしたことで発行された外野手ですね。 カード裏面には、メジャーのデビュー戦で二塁打を2本放ったこと、その数日後に膝をケガしたこと、守備が素晴らしく典型的な先頭打者であると書かれています。 ちなみにそのメジャーデビュー戦は1993年9月10日のTEX戦でベッカーは1番センターで先発出場し、2三振のあとの第3打席でチャーリー・リーブラントから二塁打、そして第4打席にもクリス・カーペンターから二塁打を放っています。
MLBカード Minnesota Twins Toppsnaoto718
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1994 Topps #110T Anthony Young
1994年のMLBカード。 以前、NYM時代のカードを紹介しましたね、アンソニー・ヤングのCHIカブス移籍のカードですね。 27連敗を前年93年度で止め、94年シーズン開幕前にホセ・ビスカイノとの交換でカブスに移籍しました。 カブスでは19試合に先発、4勝6敗、防御率3.92でした。 94年はストで8月上旬でシーズンが終わっていますんで、このまま行ったら6-7勝できていたかもしれないですね。
MLBカード Chicago Cubs Toppsnaoto718