バートン サーパント スーパープロ 1980 BURTON SERPENT Super Pro

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オランダ バートン社のサーパントスーパープロです。

サーパントは当初バートン社のアイテム名でした。
バートンは社長のピーター・ベルボーと設計担当のロニー・トンの名前から由来したものです。二人は共にトップドライバーとしても1/8GPレーシング初期から出場していました。

1977の初回世界戦ではイギリスPBのマシンで出場していましたが1979年からは
自社開発のマシンスーパープロを投入して現在に至ります。
ここではバートン製とサーパント製を区別してご紹介します。

スーパープロはサーパント初のレーシングカーで日本には日興トレーディングから輸入されていました。当時は2WDフラットパンシャーシから4独サスカーへの過渡期直前で国内のセールスはごくわずかでした。

国内でもスーパープロを所有するコレクターはほとんどおられないと思います。

スーパープロは4独サスカーが発売された後もスーパーフラットパンとしてサーキットを走り続けました。フラットパンはシンプルな構造でメンテ・セッティングの手間が無く走行に集中できるメリットがあるため80年代当初は生き残りましたがサスカーの熟成により大きな性能差が生まれたため衰退しました。

1/8GPレーシングの世界は各国がナショナリズムをかけてしのぎを削る世界であり、栄枯盛衰の歴史でもあるところです。

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