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サーパント 835 1/10racing 235mm Made in netherland
1/8レーシングをサイズダウンしエントリーユーザーを獲得する目的で設定されたカテゴリーでしたが最終的には世界戦が実施されエントリーユーザーどころかエキスパートレーサーの温床となり結局1/8レーシングに統合されました。 サーパント835は1/10レーシングの最終形として君臨し先代インパクトのウィークポイントを完璧に修正した集大成のマシン。 現在ではカテゴリー消滅により消耗品であるタイヤとボディの調達が難しい。 とくに鮮度が重要なスポンジタイヤは当時物の手配が困難で思い切り走らせることは年々難しくなっています。
1/10GPレーシング サーパント 2009年 オランダmotonica-mania
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オペルカリブラDTM サーパント・マイケルモディファイ
サーパント オペルカリブラ マイケルモディファイ 当時はやっていたドイツのツーリング選手権(DTM)のオペルカリブラがモデルです。1/8レーシングボディの多くはスポンサーデカールも全くなく自分でオリジナル塗装するのが基本です。 このボディはプロペインターの手によるものです。どちらかというとDTMというよりはナスカーっぽい感じですが非常に美しい仕上がりです。 GTボディはまったり走行することが多いのでこのような素晴らしいカラーリングされたボディがたまにあります。 走行フィールは当然まったり系です。これは中古で譲り受けたものですがGTボディは主に耐久レースなんかによく使われましたのでルーフに大きな穴がぽっかり空いてますね!これは燃料給油用です。 結構使い込まれたボディですがエキスパートが使用していますと大きな破損はありません。私が使えばすぐにボロボロになってしまいそうです。
1/8ボディ サーパント 1999motonica-mania
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サーパント950R serpent950R made in netherland
サーパント950R 2005年世界戦に照準を当て950をリファインしたモデルです。 リアに引き続き97年から使用していたベクターのサス周りを一新しより強度アップを図りました。ロールセンター機能はそのまま踏襲されメカデッキではスロットルサーボもレイダウンされ低重心化が図られています。 受信機バッテリーは当時のトレンドで単4サイズのコンパクトなものになっていますが高性能サーボへの供給としては不十分なものとなっていました。 サーパントはこの950Rまでが完全自国生産マシンとなります。 ナショナリズムがしのぎを削る1/8GPレーシングの世界においてオランダの威信をかけて戦った最後のマシンといえます。
1/8GPレーシング サーパント 2005motonica-mania
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サーパント950 serpent950 made in netherland
サーパント950 エクセルからベクターに続くサーパント伝説を託したVETEQが結果的にユーザー離れを招いた。皮肉にも国内ライバル達はベクターの構造を踏襲したライトウェイトマシンで1999年の無限MRX2を皮切りに世界戦を席巻していきました。 サーパントはベクターの正常進化版として950を投入しリアサス回りの大幅リファインとフロントには新機軸としてロールセンターの調整機能を盛り込みました。カーボンプレートをシムとして厚みによってセットアップするものでしたが実車よりも大きく影響を受ける模型での効果は絶大となりました。 サーパントは常に自前のワークス体制を引きドライバーの変動はありませんが950をもってしても王者コラーリにストップがかけられず2003年からの京商エボルバの連覇を許すことになります。 950は見た目にはコンベンショナルな1/8GPレーシングですがフロントのアルミブレースはロールセンターをアジャスタブルにするためにアッパーデッキがフロントバルクに接続されておらずその部分を補強するためのものでした。
1/8GPレーシング サーパント 2003motonica-mania
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サーパント ベクターNT serpent VECTOR NT made in netherland
サーパントVETEQがマニアックすぎてユーザーのサーパント離れが顕著となりベクターの構造に戻したモデルです。 フロントにはインボードサスペンションを残しシャーシも特殊形状としましたが安価でよく走る国産車に移ったユーザーを戻すことはできませんでした。 サーキットではエキスパートに見放されたVETEQの廉価版としての位置づけとなってしまいサーパント崇拝者が孤軍奮闘していたモデルです。 それでも全日本選手権ではファイナルに進出していましたので基本性能は問題なかったものと思われます。2000年代に入り国産メーカーのマシンが台頭しパーツの価格が圧倒的に安いため爆発的にユーザーを増やしました。 サーパント暗黒時代の突入です。 ベクターの出来が良すぎたため結局大きなリファインが出来ず(VETEQ除く)遅れてしまったということでしょう。
1/8GPレーシング サーパント 2002motonica-mania
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サーパント VETEQ serpent VETEQ made in netherland
サーパントVETEQです。 エクセル・ベクターで2大会連続で世界戦を制覇したMサルベンが 2001年世界戦に向けまたフルモデルチェンジを行いました。 サスアーム以外は別物となるこのマシンはさらなる1/8GPレーシングの 構造変化を促す起爆剤として投入されました。 VETEQの新機軸 ・前後プログレッシブインボードサスペンション 1/8GPレーシングで前後採用は唯一無比で見た目以外にも レバー比によりレートか変化するプログレッシブサスペンション ・低重心モノコックシャーシ これまで名ばかりのボックス構造シャーシは多数ありましたが 本当の意味でエンジンブロックをシャーシ構造体に組み込んだ モノコックです。重量物であるエンジンをほぼシャーシ底に フラットに搭載できた唯一のマシンです。 ・低重心燃料タンク メカデッキ下に大半を埋め込む特殊形状タンク。初期型は供給に 不備があり後にリファインされました。 このように様々な新機軸を搭載したVETEQですが複雑な構造 による整備性の悪さやスーパーエキスパートオンリーの性能が 災いしサーパントのユーザー離れが発生しました。 ライバルは皆ベクターの派生マシンにて頭角を現していた時代でした。
1/8GPレーシング サーパント 2001motonica-mania
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サーパント ベクター スペック99 serpent Vector spec99 made in netherland
サーパントベクターはエクセルに続くMサルベン設計の第2弾です。 エクセルでの世界制覇に引き続き1997世界戦を制した名車です。 エクセル同様に近代1/8GPレーシングの基本を作ったマシンです。 これ以降に発売された1/8GPレーシングのほとんどがベクターの派生 モデルといわれたほどの影響力を持っていました。 当時BMTを輸入していたタミヤワークス(TRF)が自社の扱うBMTを捨ててベクターで世界戦出場していた逸話もあります。 ベクターはエクセルに比べより軽快な動力性能を引き出せるように設計され マイナーチェンジではなくパーツ互換がほとんどないフルモデルチェンジ されました。 ベクターもまたすさまじい数のオプションパーツやバージョンが存在しました。 このモデルは99スペックでまさに全盛期のマシンとなります。 当然発売台数は膨大でレア度は低めです。 1997年 優勝(ファイナル6台進出) 1999年 2位( 〃 〃 )
1/8GPレーシング サーパント 1999motonica-mania
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サーパント エクセル serpent EXCEL made in netherland
マイケル・サルベンが設計を担当した最初のマシンです。 サーパント2台目の’95世界戦制覇という金字塔を打ち立てたエクセルですがここで現在に続く1/8GPレーシングのエポックが採用されます。 それはセンタックス・クラッチで従来の遠心クラッチとは異なるコンセプトで設計されておりミートタイミングを自由に調整できるものとなりました。 前設計者のロン・トンの構想を具現化したものでした。 センタックス・クラッチはドライバーの走行フィールに合わせて調整が可能でありまた、搭載エンジンの特性にも合わせることができます。素早くつながり素早く切れるというレスポンスは飛躍的にレーシングエンジンのパワーを引き出すことに成功しました。 その他でもスプリントからシャーシ全体がフルモデルチェンジされました。 一部汎用品を除きほぼすべてのパーツが新規設計されています。 サスアームはこの時点ですでにフルアジャストとなり条件に合わせたセッティングが可能となっています。 ・前後キャンバー ・前後トー角 ・前後車高 ・アジャスタブルスタビライザー これまでのマシンのセットアップはタイヤ硬度・ダンパーオイルやスプリングレートのみのセッティングでしたが路面状況に合わせた調整が可能となりました。 エクセルは1995年の世界戦にてファイナルに10台中8台を送り込みました。BMTの4連覇を阻みこの年は王者コラーリもエクセルを駆って優勝しています。コラーリは自国イタリアにこだわりを持っていましたがエクセルの性能を認めサーパントワークスに移籍していたということです。 設計者サルベンも自らエクセルを駆り堂々の2位を獲得しています。 サーパントエクセルはサーパント社の黄金期の始まりのマシンとなります。
1/8GPレーシング サーパント 1995motonica-mania
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バートン サーパント スプリントSWB6020 BARTON serpent SPRINT SWB6020 made in netherland
バートン社としては最終モデルとなる サーパントスプリントSWB6020です。 SWBとはショートホイールベースの略でテクニカルコースに対応するモディファイがされたモデルです。 ヨーロッパ車はとかく高速コースに対応した形で当初リリースされますが結局テクニカルコースに合わせたモディファイがされることが多いです。 恐らく最大公約数的にはテクニカルコースに照準を絞ったマシンの方がオールマイティに対応できるということだと思います。 この時期のサーパントはオール自前を目指してエンジンはもとよりチューンドパイプまで自社品を準備していました。 最終モデルである6020シリーズにはリアのフローティングボディマウントが採用されました。どのメーカーが初めて採用したかは時代考証が必要となりますがサスのバンプ量にかかわらずボディの位置を保持できるこの構造は現在の1/8GPレーシングには欠かせないものの一つだと思います。 当然狙いは安定したリアダウンフォースの確保にあります。 このスプリントにはフロントサスのインボードタイプがオプション設定されていました。パーツはありますがちょっとスマートではないので現在は取り外していますがサーパント初のインボードマシンという部分ですのでまた取り付けたら紹介します。 これにてバートンの1/8GPレーシングモデルはコンプリートとなります。 引き続きサーパント社にチェンジしたモデルも展示してまいります。
1/8GPレーシング バートン サーパント 1990motonica-mania
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バートン サーパント スプリント6000 BARTON serpent SPRINT6000 made in netherland
バートン時代のラストモデルとなるスプリント6000です。 クワトロからのフルモデルチェンジで現在の1/8GPレーシングのスタイルはほぼこの時代に作られたといっても過言ではないモデルです。 そんなスプリントではありましたが1989年の世界戦ではBMT891とランベルトコラーリのコンビの牙城を崩すことができませんでした。 国内でも人気を2分していましたがスプリントの方が多かったように思います。 このマシンはスプリントの前期といえるロングホイールベース仕様となります。 搭載エンジンはSパワーです。サーパントがエンジンまでピコにOEMさせていた時代で同社の勢いを強く感じるところでもあります。
1/8GPレーシング バートン サーパント 1989motonica-mania
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バートン サーパント・クワトロ4WD(後期) BARTON serpent quattro (Latter) made in netherland
バートン社サーパントクワトロ4WD(後期)です。 クワトロは全期モデルをコンプリートしています。 後期モデルは後継モデルであるスプリントを意識したものになりつつあります。 ホイールなどもスプリントに採用されたものがクワトロ後期時代には登場し始めていました。 リアアクスルもタイミングベルト方式となったことが後期の大きな特徴です。 1985年にサーパント初の世界タイトルを手にしたクワトロですが87年の連続優勝をかけてさらなる熟成を重ねていきました。 アルミパーツはブラックアルマイトされ精悍な1/8GPレーシングの基本スタイルが構築されつつあった時代です。 クワトロにはプラックフィニッシュという優勝記念モデルが格安キャンペーンされ国内で多数出回りましたがあれはスプリンへの移行にあたり旧パーツを裁くためのモデルでした。(ジュラシャーシ在庫が無くカーボンで代用) このマシンはサーパントが本気で1987世界戦を制覇すべくリリースしていた後期モデルとなります。
1/8GPレーシング バートン サーパント 1987motonica-mania
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バートン サーパント・クワトロ4WD(中期) BARTON serpent quattro (middle) made in netherland
バートン社サーパントクワトロ4WD(中期)です。 このモデルは正式に4WD化されたクワトロになります。アッパーデッキがジュラルミンになりリアアクスルはギアトレーンとなりました。 1985年の世界戦は日本で初めてTDL特設駐車場で行われましたがその大会でロディ・ローム選手が優勝したモデルとなります。 初期のコンバージョンに比べて全体的に洗練されたマシンとなっています。 クワトロのベルトドライブは非常に駆動が軽くよく走ることがうかがえるマシンです。 エンジンはイタリアのモンディアル3.5を搭載しています。 チューンドパイプはバギー用を仮につけています。
1/8GPレーシング バートン サーパント 1985motonica-mania
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バートン サーパント・クワトロ4WDコンバージョン(初期) BARTON serpent quattro (first) made in netherland
バートン社サーパントクワトロ4WD(初期)です。 クワトロは1982年に登場したサーパントの4独サスカーですが時代の流れとともに4WDにコンバージョンされたモデルです。 世界初の4独4駆カーであるSGコロンビアMK4の登場を受け4WD化された初期のクワトロです。 サーパントはこの時代ですでに2スピードミッションを搭載しており1/8GPレーシングの世界で素晴らしい構造をもたらしていました。 このマシンにはまだ出始めだったイタリアのノバロッシエンジンが搭載されています。 見ての通りRCメカも搭載されていますので今も走行させています。 ビンテージカーというよりは普通に走ってしまうところがサーパントのすごいところです。 バージョン的にはクワトロ4WDの初期モデルでリアアクスルの駆動がチェーンドライブになっています。このあたりも時代を感じさせるところでマニアにはたまらないところであります。 こんなマシンが1984年すでに走っていたというところがすごいです!!
1/8GPレーシング バートン サーパント 1984motonica-mania
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バートン サーパント スーパープロ 1980 BURTON SERPENT Super Pro
オランダ バートン社のサーパントスーパープロです。 サーパントは当初バートン社のアイテム名でした。 バートンは社長のピーター・ベルボーと設計担当のロニー・トンの名前から由来したものです。二人は共にトップドライバーとしても1/8GPレーシング初期から出場していました。 1977の初回世界戦ではイギリスPBのマシンで出場していましたが1979年からは 自社開発のマシンスーパープロを投入して現在に至ります。 ここではバートン製とサーパント製を区別してご紹介します。 スーパープロはサーパント初のレーシングカーで日本には日興トレーディングから輸入されていました。当時は2WDフラットパンシャーシから4独サスカーへの過渡期直前で国内のセールスはごくわずかでした。 国内でもスーパープロを所有するコレクターはほとんどおられないと思います。 スーパープロは4独サスカーが発売された後もスーパーフラットパンとしてサーキットを走り続けました。フラットパンはシンプルな構造でメンテ・セッティングの手間が無く走行に集中できるメリットがあるため80年代当初は生き残りましたがサスカーの熟成により大きな性能差が生まれたため衰退しました。 1/8GPレーシングの世界は各国がナショナリズムをかけてしのぎを削る世界であり、栄枯盛衰の歴史でもあるところです。
1/8GPレーシング バートン サーパント 1980motonica-mania