バートン サーパント スプリントSWB6020 BARTON serpent SPRINT SWB6020 made in netherland

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バートン社としては最終モデルとなる
サーパントスプリントSWB6020です。

SWBとはショートホイールベースの略でテクニカルコースに対応するモディファイがされたモデルです。

ヨーロッパ車はとかく高速コースに対応した形で当初リリースされますが結局テクニカルコースに合わせたモディファイがされることが多いです。

恐らく最大公約数的にはテクニカルコースに照準を絞ったマシンの方がオールマイティに対応できるということだと思います。

この時期のサーパントはオール自前を目指してエンジンはもとよりチューンドパイプまで自社品を準備していました。

最終モデルである6020シリーズにはリアのフローティングボディマウントが採用されました。どのメーカーが初めて採用したかは時代考証が必要となりますがサスのバンプ量にかかわらずボディの位置を保持できるこの構造は現在の1/8GPレーシングには欠かせないものの一つだと思います。
当然狙いは安定したリアダウンフォースの確保にあります。

このスプリントにはフロントサスのインボードタイプがオプション設定されていました。パーツはありますがちょっとスマートではないので現在は取り外していますがサーパント初のインボードマシンという部分ですのでまた取り付けたら紹介します。

これにてバートンの1/8GPレーシングモデルはコンプリートとなります。

引き続きサーパント社にチェンジしたモデルも展示してまいります。

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