野々海池
信州農業資産プレミアムカード(2020)
野々海池(栄村)
基本情報: 昭和24年に着工し、130万トンを蓄える水瓶の築堤と水路の開削は、住民自らの施工によるものでした。麓からの8km、標高差800mを人肩や牛馬により資材を運搬したり、山を貫く3ヶ所の水路トンネル(総延長668m)を開削する工事は、日本有数の豪雪地帯のため困難を極めました。これにより新たに90haの開田を果たし、開拓事業前に685俵だった米の生産が、野々海池の事業が完成した昭和40年におよそ7倍になりました。
撮影者のコメント: 作品展に出す写真撮りの為、野々海池で撮影した1枚で、「青」をテーマにしていることから、より青を表現しやすい明け方を選びました。3時42分撮影で暗いうちに移動する苦労があったが、テーマに合う幻想的な風景を撮ることができました。
長野県北信地域振興局