144 黒曜石製掻器

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144 黒曜石製掻器
こくようせきせいそうき

鶴田町
廻堰大溜池から出土

※この石器は時期の特定が難しいため、年表への着色は行っておりません。

動物の「皮」を「革」にするためには、付いている脂肪を掻き取らなければなりません(そのままだと硬くなります)。この石器は、脂肪をかきとるのにちょうど良い角度の刃がついていて、しかも黒曜石製。おはぎみたいなずんぐり形なので、あまり石器っぽく見えないかも知れませんが、実はよく考え抜かれた石器なのです。

所蔵:個人蔵

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