035 注口土器

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035 注口土器
ちゅうこうどき

黒石市
上十川地区から出土

縄文後期

背の高い注口土器。文様はシンプル。小さな粘土粒がポツポツと貼り付けられ、「渋く」仕上げられています。縄文時代後期後葉になると、土器製作の競争があったのではないかと思えるほど完成度が高まってきます。次代に花開く亀ヶ岡式土器の技術の基盤はこの頃に確立されます。

所蔵:青森県立郷土館

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