フライッシュマンの金属製貨車…の巻

先日、ビール貨車5両セットとしてヤフオクで入手した５両セットなんですが、そのうち１両はビール貨車ではありません。

それっぽいロゴが車体に書いてあるので、出品者の方が他と同じようにビール貨車だと誤解して出品したようで、その事は商品掲載ページの写真を見て分かった上で購入したので全く問題はないのですが（他の４両がビール貨車として価値あったので）、最初は入手後に捨てちゃうか部品取りに使うか、、、くらいしか思っていなかったものが、、、入手してよくよく見てみると、なかなかの１両でした。

ドイツ・フライッシュマン社製のとても古い貨車で、車体がプラスティック製になる以前のブリキ(tin plate)製の古いもの。

とても趣きがあります。

車体の下に刻印があり、『Made in Western Germany』とあるので、勿論1990年の東西ドイツ統一以前のもの。

さらにこの金属車体になると、50年以上前の1960年代に発売された製品です。

模型考古学的な価値ある1両だと思います。

古いわりに塗装の状態も良く、木造車体を表現したボディの白い塗装も綺麗で、そこに赤文字で「SEEFISCHE」（海の魚）と、つまり、鮮魚輸送車なのでしょう。

…と、勉強になる1両ですが、今後に「鮮魚貨車コレクション」を増やすわけにもいきませんし、、、どうしようかな、これ。。。

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