都をどり 昭和28年 謡曲六佳撰・狂言墨塗平中

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1953年(昭和28年)
祇園新地甲部歌舞会発行

第二次大戦のまっただ中、とうとう都をどりは6年間休演されましたが、昭和25年(第77回)より再開しました。しかし、再開できたとはいえ、歌舞練場は接収・修理のために使用されず、3年間は別の場所で行われていました。
この80回より歌舞練場、すなわち本拠地での再開となり、現在へ至っています。そういう意味で、第80回は意義のある回の一つとなりました。また、この年は唱歌の作詞を「吉井勇」が担当し、新作狂言として「谷崎潤一郎」が担当するという、名だたる作家により作られたものとなりました。
一方、この冊子を見ると、カラー刷りが増えている上、舞妓さんを特集する等、今までに無かった取り組みが多くなされています。

※当方、都をどり関連資料はこの第80回までの収集で一区切りをつけています。

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