ベイブレード最盛期と「あの日」
メタルファイトベイブレードが 1番盛りあがったのは 2010年なんじゃないかと思う。 私が一番ハマってた頃という 気持ちの意味でもそうなのだが。 この年はベイブレードの パワーバランスの限界に挑んだ 過激なモデルの数々が生まれた。 マキシマムシリーズが その代表格と言えるだろう。 フレイムビクシス230WD https://muuseo.com/kaikai/items/8 kaikai 気がついたら私は 小遣いの大半をベイに溶かし、 夏頃2つだけ買ったベイも 季節を経る事にドカドカ増えた。 友達が手ぶらで遊びに来ても 何通りにも改造して 対戦できる量にはなっていた。 ベイブレードを買う前から パーツリストを貪るように読み、 見ただけでカスタムの正式名称や 予測しうる挙動を言い当てる 脳までベイブレード野郎だった。 そしてこれから先も そうなのだと思っていた。 2011年3月11日が来る日まで。 東日本大震災発生時、私は仙台にいた。…しかし幸い 自分や友達の被害は割合少なく、 長い長い春休みの後 無事に全員と再会も出来たのだが、 やっぱり何かが違ったというより「変わった感」が確かにあった。 同世代のベイ仲間で 2011年以降のベイブレードを 全く知らない人が 割と少なくないのだ。 ビッグバンペガシスF:D https://muuseo.com/kaikai/items/565 kaikai 勿論震災だけのせいではなく、 年頃のせいもあるかもしれない。 当時出たての3DS人気も 影響したともいえるだろう。 でもなんだか 2010年と2011年の間には すごく大きな隔たりが あるような気がしてならない。 今思えばあれは確かに 時代が区切られた瞬間だった。