東洲斎写楽 ー 役者錦絵《永谷園》

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1970-1990年代にかけて、永谷園のお茶漬けでカードプレゼントでもらえた浮世絵カードの一種。『東洲斎写楽』役者錦絵です。並べてみると壮観です。
コレクションとしても、文化的にも有意義なキャンペーンだったのですが、1990年代に入ってからは、廃止されました。最近は復活しているようです。
ドイツの美術研究家ユリウス・クルトはその著書『SHARAKU』の中で、写楽のことを称賛し、これがきっかけで日本でもその評価が高まりました。
東洲斎写楽は、長らく本名・経歴謎の浮世絵作者とされてきましたが、現在では阿波徳島藩主蜂須賀家お抱えの能役者斎藤十郎兵衛(さいとう じゅうろべえ)とする説が有力となっています。もともと“斉藤十郎兵衛が写楽である”という記録があったものの、斉藤十郎兵衛の実在や江戸八丁堀に居住が確定して、有力説となったそうです。
この写楽作品はすべて蔦屋重三郎の店から発行出版されました。今のTSUTAYAの名前の元ネタです。
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