- jackeguyman Museum
- 5F psychedelic
- Sagittarius/The Blue Marble
Sagittarius/The Blue Marble
Gary UsherとCurt Boettcherのプロジェクトとして知られる彼らなんだけどどっちかというとミレニウムのBeginと兄弟アルバム的な前作Present Tenseの方が俄然評価が高いっぽいよね
こちらはカートベッチャーは手を引いた実質ゲイリーアッシャーの1人プロジェクトの2nd
装飾が多くキラキラとした印象のPresent Tenseに比べ相当地味なんで分は悪そうなんだけど俺は断然こっち派
80年代の中頃だったかな、バンド関係の友人にこの手のバンドのカセットを色々貰ったんだけどその中にこのアルバムも入ってて真っ先にハマったよ、
それまでガチガチのプログレやドロドロのサイケを好んで聴いていた自分にとって美しいコーラスや楽曲本来の良さを楽しむという事を知るきっかけになった愛すべき一枚だ。
そうなってくると今度はレコード盤で欲しくなってしまうのが悲しい性。
中古レコード屋巡りをするたびに探すわけなんだけどそもそもどんなジャケかもわからない。
一般的な名盤とされるのは雑誌とか「ロック名盤100選」みたいな本にジャケがちゃんと載ってて欲しいレコードがあればそのジャケを頭に叩き込んで探すんだけどこれはどんなジャケかもわからない
頼りになるのはバンド名だけなのである
(何枚出してるのかもわからないしそもそも彼らが何者かもわからんし)
レコード屋に行けば「S」のコーナーはおろか全てのエサ箱を毎回探す作業が続く、そんな日々が2年ほど続いたある日覚王山(名古屋)に当時あった変なレコードが沢山置いてある「K&K」という店でついにそれを発見したのであった
「Sagittarius/The Blue Marble」
確かに書いてある
タイトル通りの青い大理石の様な地球がジャケに映っていた
「あった あったぞっ! ついにあったぁ〜っ!!」
俺は大声で叫びながら店内で高らかにそのアルバムを頭上に掲げたのであった(心の中で)
大急ぎでレジに向かい店長に向かって鼻息荒くいかに長年探し求めていたのかを力説する俺
後にとんでもないレア盤とか探してた盤を100円とかでジャンクコーナーで発見する事も結構あるんだけどこの時の達成感を超えたことは一度も無いし恐らく今後もないだろう
もう大抵の物はお金の都合がつけば手に入れる事ができる時代だもんね
現物がリプロ盤である事を知ったのはずっと後のことだ
確かに印刷は不鮮明でベースとなったジャケのスレとかヤケがそのまま印刷されてる でもそんな事はどうでも良い事だ(そりゃ良くないけど)
家にもう何枚のレコードがあるのかわからないんだけど
「火事になったら抱えて逃げるレコード達」
のコーナーにずっと入っている間違いなく俺の宝の中の一枚だ。
それから程なくしてこのカセットをくれた友人とバンドを組んだ
バンド名は「Marble Love」と言う
由来はもちろんこのアルバムだ。
#レコード #アナログレコード
#ソフトロック #SoftRock
#MarbleLove #マーブルラブ
#マーブルの世界
#春日井直樹 #愛タツヤ
#原田倫太郎 #エリック今井
Naokeith
2021/04/18サジタリウスの2nd!
お目にかかった事すらないです。
リプロすらお目にかかった事ないですw
火事になったら抱えて逃げるレコード達かぁ…
多すぎて、塩ビが身体中に張り付いて火傷で死ぬんでいいや(て、凄く苦しそうな死に際ですが…w)
5人がいいね!と言っています。
ジャケ買いマン
2021/04/18CD化されているので今は比較的楽にゲットできると思います
めちゃくちゃ良いのでおすすめですよ〜
火事になったらアレも持ってくコレも持ってくってやっててきっと自分も焼け死ぬのではないかと思います🙃😡😡🥵
4人がいいね!と言っています。