銀河釉 俎板皿

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銀河釉(春銀河)の俎板皿です。

縦23cm、横32cm、厚さ1cmの大皿で、料亭などでお刺身などを盛り付けるのによさそうです。それこそ盛り付けでたまに使うこともありますが、ほとんどは飾っています。

結晶化が見事ですが均質ではなく、適度にムラがあり、それが景色に繋がっているように思います。1枚目の写真の右側の下のほうは凸型に盛り上がっていて、その部分の釉薬が流れたのでしょう、黒くなっています。逆に、皿よりも一回り小さくロの字型の濃い緑青色に発色している部分、これが釉だまりで、釉薬が流れた右下が濃くはっきりと見えています。

結晶釉は、結晶化のために焼成温度のピーク(1250度くらい)から下げていく段階の高温の状態で窯の温度の維持をしなければなりません。その間に釉薬が流れやすく、また、釉薬の性情の流れやすさもあいまって、裏面に溶けた釉薬が流れて張り付くことも多いようなのですが、これは、厚み1cmの中で見事に止まっています。

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