HERMÈS PARIS - 24 Faubourg

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エルメスの香水に興味を持つようになり、ブランドのことを最も意識して購入した1本。

フランスはパリのエルメス本店、
24 Faubourg(ヴァンキャトル フォーブル)にちなみ名付けられたこの香りは奥行きが深く包み込む包容力がある。
イランイラン・ヒヤシンスの滑らかな香りに包まれた後、
アイリスやジャスミンの贅沢で煌びやかさ(しかし鼻につかない、嫌味のない香り)をまとわせる。
最後にはバニラやサンダルウッドが香水らしく長くゆったりと時間をかけて肌に馴染んで消えていく。

自分の求めてきた中で最も崇高な香りだと思わずにいられなかった。

濃度は使いやすいオード・トワレとなっているものの、他の有名ブランドのパルファムにも劣らない香り付き。
しかし、濃くなりすぎない自然の花自身の甘さを感じる。

調香師のモーリス・ルーセルはどのようにしてこんなにも複雑な香りを作ったのか。
1995年の発売から今まで愛されている。

同じ『24 Faubourg』を冠するオーデリカートというオードトワレもあり、
人気の『地中海の庭』の調香を担当したジャン=クロード・エレナによるものだそう。
いつか合わせて香ってみたい。

こちらは10mlほどの試供品です。
店頭やフリーマーケットで入手は容易ですが、サブスクなどでの流通がほぼないためレア度は少し高めに設定しています。

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