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HERMÈS PARIS - 24 Faubourg
エルメスの香水に興味を持つようになり、ブランドのことを最も意識して購入した1本。 フランスはパリのエルメス本店、 24 Faubourg(ヴァンキャトル フォーブル)にちなみ名付けられたこの香りは奥行きが深く包み込む包容力がある。 イランイラン・ヒヤシンスの滑らかな香りに包まれた後、 アイリスやジャスミンの贅沢で煌びやかさ(しかし鼻につかない、嫌味のない香り)をまとわせる。 最後にはバニラやサンダルウッドが香水らしく長くゆったりと時間をかけて肌に馴染んで消えていく。 自分の求めてきた中で最も崇高な香りだと思わずにいられなかった。 濃度は使いやすいオード・トワレとなっているものの、他の有名ブランドのパルファムにも劣らない香り付き。 しかし、濃くなりすぎない自然の花自身の甘さを感じる。 調香師のモーリス・ルーセルはどのようにしてこんなにも複雑な香りを作ったのか。 1995年の発売から今まで愛されている。 同じ『24 Faubourg』を冠するオーデリカートというオードトワレもあり、 人気の『地中海の庭』の調香を担当したジャン=クロード・エレナによるものだそう。 いつか合わせて香ってみたい。 こちらは10mlほどの試供品です。 店頭やフリーマーケットで入手は容易ですが、サブスクなどでの流通がほぼないためレア度は少し高めに設定しています。 #香水 #香水瓶 #ミニボトル #エルメス
香水 HERMES 1200円nap_sent.love
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モイラー&ヴィルツ社 - 4711オーデコロン
200年以上の歴史を持つオーデコロンの元祖。 1792年、ドイツ・ケルンのミューレンス社で修道士のレシピから作られた『アクアミラビリス(不思議な水)』。 ブランド名の『4711』は、ナポレオンの遠征によってフランスに占領された際にミューレンスの仕事場に振られた番号から。 遠征中のフランス兵が本国にこの水を持ち込み、これが『eau de cologne (訳:ケルンの水)』として世界中に広がったとされます。 さっぱりとしたシトラスの後、ラベンダー・ローズマリー、最後にネロリが香る嫌味のない香り。 場所を選ばず、使えるような1本。 香水にあるツンとしたアルコール臭を感じさせない柔らかな香りだち。 購入も最近で、新しく、ヴィンテージではないですが昔から変わらない処方ということと歴史的な背景から ヴィンテージ香水と合わせて掲載しました。
香水 モイラー&ヴィルツ社 1200円nap_sent.love