徳間書店 ロマンアルバム ハイパーホビーVol.29

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平成13年1月30日発行
発行所/株式会社徳間書店

平成13年(2001年)に徳間書店より刊行された「ロマンアルバム ハイパーホビーVol.29」です。同誌で毎号、ソフビ関連の情報を扱っていた「ソフビ道(のちに「そふび道」」というコーナーで、平成12年(2000年)に発売されたベアモデルのソフビを特集した「オールベアモデルコレクション2000」という記事が掲載されているので、参考資料としてアップします。
一般発売、イベント参加の機会が増え、アイテム数が格段に増えた平成12年のベアモデル。この時期のベアモデルは『ウルトラセブン』登場宇宙人・怪獣の補完作業の真っ只中にあり、キュラソ星人やノンマルト、没キャラのピニヤといった渋いところが目を惹きますが、個人的にはベアモデル・ソフビもう一つの魅力であるマイナー作品からのチョイスというところで『シルバー仮面ジャイアント』のジャイアント仮面やサソリンガ、『光の戦士 ダイヤモンド・アイ』のダイヤモンド・アイの発売がうれしかったですね。

#徳間書店 #ハイパーホビー #ベアモデル #ソフビ #怪獣 

https://muuseo.com/dape_man/items/302
https://muuseo.com/dape_man/items/304
https://muuseo.com/dape_man/items/111

ベアモデル シルバー仮面ジャイアント スタンダードサイズ 平成物
子供向け特撮ヒーロー番組に必要不可欠な、ある種のカタルシスを排除したアンチヒーロー的なストーリーに熱狂的なファンの多い『シルバー仮面』。しかし、視聴率の低迷、そして裏番組『ミラーマン』との競合など紆余曲折があって、番組は第11話から巨大変身ヒーロー、『シルバー仮面ジャイアント』へと改題され、巨大宇宙人(怪獣)との攻防を描いた、ヒーロー性を強調した番組作りがなされるようになりました。 この為、現在では「濃密な人間ドラマが展開する10話までの“等身大編”の方はいいけど、巨大化して子供向けになった“ジャイアント仮面編”はそれより数段落ちる・・・」といった見方をされることが多いのが現状です。春日兄妹の後ろ盾として新たにレギュラー入りした名優・岸田森演じる「津山博士」の存在など、個人的には“ジャイアント仮面編”も好きなんですが... シルバー仮面が光子ロケットのエンジンから漏れ出たエネルギーを大量に浴びて巨大化、パワーアップしたジャイアント仮面。こちらは、2000年にベアモデルから発売されたジャイアント仮面のスタンダードサイズソフビです。 ジャイアント仮面のスタンダードサイズソフビは、旧バンダイからジャイアント仮面バージョンが発売されていますが、微妙にサイズが大きくて、1970年代後半にアークから発売されたジャイアント仮面編の宇宙人3体のソフビ(フンドー星人・アクリオン星人・ワイリー星人)と並べたときのバランスがイマイチ良くないんですよね。その点、このベアモデル版は大きさ約23センチと、ブルマァク系のスタンダードサイズに準じた大きさになっているので、アークの宇宙人3体と並べたときのバランスもバッチリ。 ベアモデルらしい、リアルとレトロのさじ加減が絶妙なジャイアント仮面です。 #シルバー仮面 #シルバー仮面ジャイアント #ベアモデル #宣弘社 #ソフビ #怪獣
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ベアモデル サソリンガ スタンダードサイズ 平成物
シリーズ初の前後編となる第12話と第13話に登場するサソリンガは、古くから伊豆大島に伝わる伝説を利用した、“鎧武者宇宙人”ローム星人によって操られている怪獣です。 侵略宇宙人と巨大怪獣がコンビを組んで登場するのは、一足先に宇宙人&怪獣路線を採っていた第4クール期の『帰ってきたウルトラマン』を彷彿させるものであり、子供受けを狙った典型的なテコ入れエピソードといえますが、そんな中でも戦後日本復興の象徴である東京タワーをサソリンガに破壊させるなど、相変わらず東京の破壊にこだわる、脚本家・上原正三氏の執念にはほとほと感心してしまいます(笑) 2000年にベアモデルより発売されたサソリンガのスタンダードサイズソフビ。 劇中で印象的だった長い触角、ミサイル弾を発射する長い尻尾は短くなり、劇中のサソリンガとはやや印象が異なるアレンジがされていますが、むしろレトロタイプの怪獣ソフビとしては良い感じに仕上がっていると思います。 親分のローム星人も発売して欲しかったですね。 #シルバー仮面 #シルバー仮面ジャイアント #ベアモデル #宣弘社 #ソフビ #怪獣
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ベアモデル ダイヤモンド・アイ スタンダードサイズ 平成物
こちらは平成12年(2000年)に発売された、ベアモデル製スタンダードサイズのダイヤモンド・アイです。 当時物のアイの正規品のソフビ人形では、ポピー製のミニサイズやミニミニサイズ、そして旧バンダイ製のミサイル発射ギミックの付いた大きめサイズのもの、などが思い出されますが、いわゆるスタンダードサイズのソフビというのは結局発売されませんでした。ですから、このベアモデル版ダイヤモンド・アイがスタンダードサイズの補完、という位置付けになりますね。 ふっくらとしたボディラインにビニールマント、付属ステッキのチープさ加減・・・、彩色が簡略化されているのがちょっと惜しいのですが、それを差し引いても「当時、アイのスタンダードサイズソフビがあったらこんな感じ?」という雰囲気は充分出ています。 #ダイヤモンド・アイ #光の戦士ダイヤモンド・アイ #ベアモデル #東宝 #萬年社 #ソフビ #川内康範 #前世魔人
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