昭和四十六年四月三十日 初版発行
昭和五十一年十月二十日 三十版発行
発行所 株式会社角川書店
画像は昭和51年(1976年)に角川書店より刊行された「角川文庫 八つ墓村 第3期」です。奇怪な老婆と鎧武者。物語に登場する双子の老婆の片割れと、鍾乳洞の中に安置されていた鎧武者をリアルな筆致で描いた傑作表紙画ですね。長い間、表紙に使われていただけに、この表紙画に愛着がある方もかなり多いのではないでしょうか。「八つ墓村」の世界観が端的に表現されている素晴らしい画です。
#横溝正史 #杉本一文 #金田一耕助 #角川書店 #角川文庫 #ミステリー #小説 #装画
8823hayabusa
2022/09/24 - 編集済み八つ墓村はかなり大好きです。
岡山県北の、八つ墓村の構想元の"あの事件"の場所、犯人の生家跡、八つ墓村ロケ地(渥美版・トヨエツ版)も観てきました(笑)
一度その流れで同じ岡山県北の某美術館に行き、杉本一文氏の個展をやっていたのですが、なんと御本人が居られたので握手してもらいました♪
だからという訳ではありませんが、やはり小説の表紙絵は杉本一文さんしか考えられません。
横溝世界にあまりにもマッチします。
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dape_man
2022/09/24以前、私も杉本画伯の原画展&サイン会に行ったことがありますが、あの表紙画からは想像出来ない、温和な雰囲気の方ですよね。
昭和50年代前半、杉本画伯の表紙画の角川文庫版が本屋の目立つところに大量に平積みされて販売されていた光景は、私の心の原風景の一つです。
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