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- 東映宣伝部 東映まんがまつり(昭和50年春) パンフレット 当時物
東映宣伝部 東映まんがまつり(昭和50年春) パンフレット 当時物
東映宣伝部発行
昭和50年(1975年)3月21日に公開された「東映まんがまつり」のパンフレットです。
ラインナップは、『アンデルセン童話 にんぎょ姫』『グレートマジンガー対ゲッターロボ』『これがUFOだ!空飛ぶ円盤』『仮面ライダーアマゾン』『がんばれ!!ロボコン』『魔女っ子メグちゃん 月よりの使者』の6本立て。
『アンデルセン童話 にんぎょ姫』は美しい声と引き換えに人間になった人魚の少女の悲劇を描いた、アンデルセン童話を原作とした東映動画(現:東映アニメーション)の長編アニメ。令和元年(2019年)のNHK朝ドラ『なつぞら』主人公のモデルになったともいわれる女性アニメーター、奥山玲子氏(名アニメーター、小田部羊一氏の奥様でもある)が初めて長編アニメで作画監督を務めた作品ですね。子供向けアニメなのに、そこはかとなくエロティシズムを漂わせているにんぎょ姫・マリーナのビジュアルにドキドキしました(笑)
『グレートマジンガー対ゲッターロボ』はグレートマジンガーとゲッターロボを競演させた、劇場版マジンガーシリーズの第3作目。上映時間が43分あった『マジンガーZ対デビルマン』『マジンガーZ対暗黒大将軍』に比べると随分と尺が削られたなぁ、という印象ですが、それでも30分の中に強大な宇宙怪獣に対するグレートマジンガーとゲッターチームの反目から共闘の流れを上手く描いていて、充分満足出来ます。3つの形態に変態を遂げるギルギルガンは如何にもダイナミックプロ作品のキャラらしいデモーニッシュさが横溢していて、実に印象的な敵キャラでした。
『これがUFOだ!空飛ぶ円盤』はマンテル大尉事件やケネス・アーノルド事件、ヒル夫妻誘拐事件といった実際にあった空飛ぶ円盤事件を描いた短編のドキュメンタリー・アニメ。当時のオカルトブームから派生した“空飛ぶ円盤ブーム”を背景に製作された作品ですが、これが次の「東映まんがまつり」の『宇宙円盤大戦争』に繋がり、それが『UFOロボ グレンダイザー』として結実したことを考えるとなかなか興味深いところです。
『仮面ライダーアマゾン』はテレビシリーズ第16話、『がんばれ!!ロボコン』はテレビシリーズ第9話、『魔女っ子メグちゃん 月よりの使者』はテレビシリーズ第11話の、それぞれブローアップ版の上映でした。
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Jason1208
2022/01/08 - 編集済みディズニーアニメの『リトルマーメイド』は、東映版『アンデルセン童話にんぎょ姫』の影響を受けているという動画がありました。
https://youtu.be/JGvDNUoiYXY
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dape_man
2022/01/09 - 編集済み『リトルマーメイド』は観たことがないのですが、聞くところによるとハッピーエンドになっているらしいですね。それが良いのか悪いのか判りませんが、実にディズニー映画らしい改変だと思います。
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