-
宝島社 別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES Vol.3
一九九七年十一月二日発行 発行所 株式会社宝島社 平成9年(1997年)に宝島社より刊行された「別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES Vol.3」です。 「別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES」3号目の特集は「トップへの螺旋階段」。 田村潔司・ハヤブサ・小島聡など、当時期待されていた次世代エース候補たちへのインタビュー記事を掲載。正直、この辺りの面々には当時から思い入れはほとんど無いのですが、インディーのFMW出身ながらも新日や全日のリングでも活躍したハヤブサが試合中の不慮の事故で頚椎損傷の重傷を負い、その後、復帰を目指すも平成28年(2016年)に47歳の若さで逝ってしまったのは本当に残念でした。 #プロレス #プロレス本 #宝島社 #別冊宝島
宝島社dape_man
-
宝島社 別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES Vol.2
一九九七年八月十六日発行 発行所 株式会社宝島社 平成9年(1997年)に宝島社より刊行された「別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES Vol.2」です。 新路線になって2号目となる「別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES」の特集は「死闘本場所!プロレス×格闘技」。 この号が刊行された平成9年は、バルセロナ五輪柔道銀メダリストの小川直也が新日本プロレスに参戦したり、総合格闘技イベント「PRIDE.1」で高田延彦とヒクソン・グレイシーが戦うなど、まさに「死闘本場所!プロレス×格闘技」だった年でしたね。ですが個人的には、“王道プロレス”をより深化、純化させた凄まじい“四天王プロレス”を展開していた全日本プロレスに夢中でした(大阪まで観に行った1月の小橋健太対三沢光晴の三冠戦は本当に凄かった!)。 #プロレス #プロレス本 #宝島社 #別冊宝島
宝島社dape_man
-
宝島社 別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES Vol.1
一九九七年六月十六日発行 発行所 株式会社宝島社 平成9年(1997年)に宝島社より刊行された「別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES Vol.1」です。 従来の「別冊宝島」プロレスシリーズの幕をいったん降ろし、新たに準隔月刊のプロレス・ムックとして新装開店した「別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES」。 個人的には、バラエティ豊かな論客陣が様々な角度からプロレスについて語った記事が非常に読み応えがあった以前の「別冊宝島」プロレスシリーズが好きだったので、プロレス・ジャーナリズムに身を置くライター陣ばかりになり、他でも読めるような記事ばかりになってしまった新路線の「別冊宝島特別編集 プロレス読本 FILES」には落胆させられました。しかし、それでも各団体のトップにインタビューした記事の特集で、ジャイアント馬場とアントニオ猪木の名前が並んでいるのを見ると何だかうれしくなってしまいますね。この頃はまだ馬場さんも猪木さんも元気だったなぁ... #プロレス #プロレス本 #宝島社 #別冊宝島
宝島社dape_man
-
宝島社 別冊宝島302 プロレス世紀末読本 決定版!因縁の系譜
一九九七年三月十四日発行 発行所―株式会社宝島社 平成9年(1997年)に宝島社より刊行された「別冊宝島302 プロレス世紀末読本 決定版!因縁の系譜」です。 プロレスラーたちがリング上で見せる遺恨のドラマ。憎悪や嫉妬といった人間関係の縺れや、金銭問題が生み出すリアルな確執。プロレス界に脈々と流れる、そんな虚実綯い交ぜの“因縁の系譜”を取り上げた本です。 プロレスの、こうした“因縁”は時に興行を盛り上げるスパイスの役割を果たしますが、それは一歩間違えると団体の衰退や崩壊にも繋がる諸刃の剣。猪木ー新間時代の新日はそうした話題作りが実に上手くて、中でも長州が藤波に嚙みついた下剋上のドラマは当時の新日の最高傑作。いろんな意味でプロレスの流れを大きく変えるきっかけとなったアングルでしたが、その裏で猪木ー新間コンビに対して蠢いていたレスラーたちのネガティブな感情が、まもなく猪木ー新間体制を崩してしまったのはまさに好例といえます。ただ、そうしたリング外のネガティブな出来事すら「俺の首をかっ切ってみろ!」の一言で、リング内で見事に昇華させてしまったアントニオ猪木のプロレスセンスは流石としかいいようがありません。 #プロレス #プロレス本 #宝島社 #別冊宝島
宝島社dape_man
-
宝島社 別冊宝島274 プロレス謎読本 リングのタブーを解き明かせ!
一九九六年九月三日発行 発行所―株式会社宝島社 平成9年(1997年)に宝島社より刊行された「別冊宝島302 プロレス世紀末読本 決定版!因縁の系譜」です。 かつてプロレスはプロ野球・大相撲と並ぶ“大衆娯楽”の一角にいながらも、その独特な“虚実皮膜”の世界観ゆえに徐々に見る者を選ぶようになり、私がプロレスを見始めた1970年代後半は既に特殊なジャンルと化していました。この本は、そんな“世間”とは大きな隔たりがある他に比類なきジャンル、プロレスの“謎”について各ライターが綴った本です...なんて書くとちょっと面白そうな本ですが、「リングのタブーを解き明かせ!」という割には肩透かしの記事ばかりで正直、あんまり面白くないです。以前の「別冊宝島」のプロレス本なら、岡村正史氏あたりの“シュート”で、それでいて知的興奮に溢れる“活字プロレス”な記事が掲載されたと思うのですが... とはいえ、この本が刊行された平成8年は新日本プロレスによる週刊プロレス取材拒否事件があり、純然たるプロレス・ジャーナリズムではない「別冊宝島」といえど、思い切ったことが書けなかったのかも知れませんね。 #プロレス #プロレス本 #宝島社 #別冊宝島
宝島社dape_man
-
宝島社 別冊宝島185 プロレス必殺技読本 そのとき、リングに伝説が生まれた!
一九九三年十月八日発行 一九九四年十一月三十日第三刷 発行所―株式会社宝島社 平成5年(1993年)に宝島社より刊行された「別冊宝島185 プロレス必殺技読本 そのとき、リングに伝説が生まれた!」です。 プロレスの試合が展開されるうえで重要な要素の一つである“必殺技”。スープレックス、サブミッション、打撃技...、プロレスラーにはそれぞれ得意技というものがあり、中でもそれが最高のタイミングで繰り出され、試合を決したものが“必殺技”となる訳ですが、そんな“必殺技”について、気鋭の論客たちが思い思いに語った本です。 ちなみに私が好きなプロレスの“必殺技”は、かつて「プロレスの芸術品」と呼ばれ、昭和のプロレスにおいては最高ランクの必殺技として不動の地位を築いていたジャーマン・スープレックス・ホールド(和名:原爆固め)です。そして、好きな使い手は“若大将”時代のジャンボ鶴田。ジャーマン・スープレックス・ホールドは、この技の創始者であるカール・ゴッチのスタイルに影響を受けた新日本プロレスのリングで見ることが多かったのですが、日本人レスラー屈指の高身長から繰り出される非常に落差のある“投げ”、新日系の使い手にはあまり感じられない重量感に溢れている、破壊力抜群の鶴田のジャーマンが私は大好きでした。その後、名実共に全日本プロレスのエースとなった鶴田は不世出の名レスラー、“鉄人”ルー・テーズから「へそで投げる」式のバックドロップを正式に伝授され、こちらのほうを決め技とするようになったことでジャーマンのほうは封印された格好になりましたが、ブルーザー・ブロディやスタン・ハンセン、天龍源一郎らに対し、ジャーマンを決めるシーンも見たかったと今でも思っています。 #プロレス #プロレス本 #宝島社 #別冊宝島
宝島社dape_man
-
宝島社 別冊宝島179 プロレス名勝負読本 あの日、リングに奇跡が起きた!
一九九三年六月二十二日発行 一九九五年六月一日第十二刷 発行所―株式会社宝島社 平成5年(1993年)に宝島社より刊行された「別冊宝島179 プロレス名勝負読本 あの日、リングに奇跡が起きた!」です。 力道山時代からこの本が刊行された当時まで、日本マット界で繰り広げられた数々の名勝負(中には迷勝負も...)を、プロレスに通じている気鋭の論客たちが思い思いに語った本です。こういった“プロレス名勝負もの”は他でもありがちな企画ですが、「別冊宝島」の論客陣の語り口は時に“シュート”であり、'80年代から'90年代にかけて新日や全日で活躍したスティーブ・ウィリアムスを“大根役者”と評した井上章一氏の記事や、新日正規軍対維新軍団の5対5勝ち抜き戦におけるレスラーの“序列・格”を論考した岡村正史氏の記事はこの本ならではのもの。「週刊ファイト」や「週刊プロレス」とはまた一味違った“活字プロレス”には興奮させられました。 #プロレス #プロレス本 #宝島社 #別冊宝島
宝島社dape_man
-
JICC出版局 別冊宝島120 プロレスに捧げるバラード 神に選ばれし無頼漢たちの物語!
1990年10月27日発行 1992年4月8日 第8刷 発行所 JICC(ジック)出版局 平成2年(1990年)にJICC出版局(現:宝島社)より刊行された「別冊宝島120 プロレスに捧げるバラード 神に選ばれし無頼漢たちの物語!」です。 「別冊宝島99 超プロレス主義! 格闘王たちのバトルロイヤル」から約1年後に刊行された「別冊宝島」のプロレス本第2弾。この号が刊行された平成2年は、新日と全日の歴史的な交流戦や、当時のプロレス界の中心的人物だった天龍源一郎の全日離脱→SWS移籍、デスマッチ路線を突き進む大仁田厚のFMWの人気に火が付くなど、久々にプロレスが“熱かった”という印象があります。そんなマット界の風潮を反映してか、この号でも天龍、大仁田を始め、上田馬之助やザ・グレート・ムタ(武藤敬司)、キラー・カーンといったプロレスラーらしいプロレスラーたちを取り上げた記事が多いのですが、そんな中で個人的に興味深かったのが“八百長”という、プロレスの極めてデリケートな部分に切り込んだPART4の記事群。「知的プロレス論のすすめ」の著者である岡村正史氏を中心に繰り広げられる八百長問題の論考は、従来のプロレス・ジャーナリズムでは考えられなかったものであり、非常に読み応えがありました。 #プロレス #プロレス本 #JICC出版局 #別冊宝島
JICC(ジック)出版局dape_man
-
JICC出版局 別冊宝島99 超プロレス主義! 格闘王たちのバトルロイヤル
1989年9月25日発行 1992年3月10日 第8刷 発行所 JICC(ジック)出版局 平成元年(1989年)にJICC出版局(現:宝島社)より刊行された「別冊宝島99 超プロレス主義! 格闘王たちのバトルロイヤル」です。 サブカル雑誌「宝島」から派生し、思想・宗教から漫画・風俗まで様々なジャンルのテーマを深掘りした内容で若者たちの支持を集め、日本に“活字ムック”というものを定着させた「別冊宝島」。そんな同誌の人気テーマの一つであるプロレスを初めて扱ったのがこの号です。時代はまさに昭和から平成に移り変わった直後で、当時のプロレス界を席巻していたのは“真剣勝負”を標榜していた第二次UWF。そんな風潮を反映してか、この号でも“超プロレス主義!”を謳いながらも、むしろ格闘技志向の記事のほうが目立っていたりしますが、とはいえ日本に本格的な格闘技ブームを齎したK-1やグレイシー柔術が登場するのはまだ数年先の話で、総合格闘技誕生前夜、“UWF幻想”が一番強かった時代のムードを如実に反映した内容は、今となっては懐かしいばかりです。 #プロレス #プロレス本 #JICC出版局 #別冊宝島
JICC(ジック)出版局dape_man
-
現代書館 日本プロレス学宣言
西暦一九九一年六月一日初版第一刷発行 【発行所】株式会社現代書館 平成3年(1991年)に現代書館より刊行された「日本プロレス学宣言」です。 プロレスというものを、アカデミックな見地から研究している岡村正史氏の編著によるプロレス本で、岡村氏の他にリー・トンプソン氏や亀井好恵氏、川村卓氏といった研究者たちのプロレス論文と、岡村氏とプロレスマニア代表・西尾亮二氏の対談を収録。プロレスという他に比類なきジャンルを様々な見地から考察した、知的興奮に溢れるプロレス本です。 #プロレス #プロレス本 #岡村正史 #現代書館
現代書館dape_man
-
学習研究社 場外乱闘を生きてみろ! 男は馬之助
昭和58年3月1日初版発行 発行所―株式会社学習研究社 昭和58年(1983年)に学習研究社より刊行された「場外乱闘を生きてみろ! 男は馬之助」です。 日本マット界における本格的な日本人悪役レスラーの草分け的存在である上田馬之助が、自らの生い立ちやレスラー人生、そして悪役哲学を激白した本です。 日本人レスラー=善玉、外人レスラー=悪役というのがまだ常識だった時代に、頭髪の一部を金髪に染め、竹刀片手に反則の限りを尽くす凶悪ファイトで暴れまわっていた“まだら狼”上田馬之助。その悪役伝説のスタートは昭和51年(1976年)、国際プロレスでのラッシャー木村からのIWA王座奪取劇でしたが、悪役レスラーとしての真価を最も発揮したのは翌昭和52年(1977年)の新日本プロレス参戦からではないでしょうか。“インドの猛虎”タイガー・ジェット・シンと凶悪コンビを結成し、更には日本プロレス末期に起こったクーデター事件で自身に付いていた、“密告者”“裏切り者”というダーティーイメージもプラスに働き、「日本マット界に弓引くアウトサイダー」としての立場を確立、因縁のアントニオ猪木や坂口征二らを相手に血で血を洗う抗争を繰り広げました。 そんな上田が最も光り輝いた試合が、昭和53年(1978年)2月8日、日本武道館で行われた猪木とのネイル(釘板)デスマッチです。無数の五寸釘を打ち付けた板をリング下の四方に置き、闘う二者が絶対に逃げられない形式の試合で、「どちらかが釘板の上に落ちて本当に死んでしまうんじゃないか?」という恐怖とスリルのこのデスマッチ...、実際には両者は落ちることなく猪木の完全勝利で試合は終了し、プロレスファンは安堵するやらちょっぴりガッカリするやらの微妙な思いを抱いた試合ですが(笑)、今観直してみるとキワモノ感たっぷりの見世物興行的な体裁をとりつつ、その実、内容はストロングスタイルと喧嘩ファイトが絶妙に入り混じった、新日らしい好試合だったんだなぁと思いますね。特に試合序盤の、上田が猪木を攻める場面に“元祖シューター”たる上田の実力の片鱗が垣間見えるのが良いですね。力道山門下生として、キッチリとプロレスの基礎を叩き込まれた2人だからこそ為しえた、昭和プロレスの思い出深い試合の一つです。 #上田馬之助 #プロレス #プロレス本 #学習研究社 #学研
学習研究社dape_man
-
太田出版 モンド・エロチカNo.01 セクシー怪獣大暴れ
1998年4月27日印刷 1998年5月3日第1刷発行 発行所 株式会社太田出版 平成10年(1998年)に太田出版より刊行された「モンド・エロチカNo.01 セクシー怪獣大暴れ」です。 昭和42年(1967年)~昭和43年(1968年)頃、新樹書房が刊行していた成人向け実話雑誌「漫画Q」に連載されていたエログロ・ナンセンス怪獣マンガ「セクシー怪獣シリーズ」。その連載を傑作劇画集としてまとめた珍本、「週刊漫画Q臨時増刊3月12日号 奇抜!セクシー怪獣大暴れ」(昭和43年発行)を復刻という形で平成の世に再び甦らせたのがQJマンガ選書の裏バージョン「モンド・エロチカ」シリーズ第1弾となる本書です。 「同性愛獣レスビドン」 「トルコ産の手指怪獣オスペシテラ」 「セイコウ獣コトイタス」 「変態獣サドンゴ対マゾヒヒ」 「痴漢獣シリキラー」...等々、名前を書くのも憚られるセクシー怪獣が次々と出現、それを宇宙研究所のタラ博士やその助手たち(なぜか美人でグラマー)が撃退するというのがこの「セクシー怪獣シリーズ」のおおまかな骨格。ストーリー自体は意外にも怪獣映画のフォーマットに忠実ですが、その上に振り掛けられた当時の芸能ゴシップ・性風俗ネタと渾然一体となったカオスな世界は、'60年代末の日本のある一面を伝えているという意味で実に興味深いところです。 また、物語に登場するセクシー怪獣たちを往年の少年誌の特集記事風に紹介したイラスト図解ページが馬鹿馬鹿しくも秀逸。淫獣・触手系のルーツともいえるセクシー怪獣のデザインは、男なら誰もが抱く性的妄想を怪獣として具現化した下劣で猥雑なものではありますが、まさに「大人の怪獣図鑑」といった楽しさがあります。 怪獣ブームに咲いた徒花ではありますが、ブームの影響力の大きさを示す事例の一つとして記憶に留めておきたい漫画です。 #太田出版 #新樹書房 #週刊漫画Q #セクシー怪獣 #漫画
太田出版dape_man
-
ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃 新作公開記念 ゴジラシリーズチラシ全集2001年版
「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃 新作公開記念 ゴジラシリーズチラシ全集2001年版」です。昭和29年(1954年)に公開された第1作目の『ゴジラ』から『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』までのチラシに解説を添えて、一冊にまとめたものです。平成13年(2001年)に公開された映画『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』の公開記念として配布されたものです。B5サイズで、タダとは思えない充実した内容。 #ゴジラ #チラシ #東宝 #映画
dape_man
-
てれびくん特別編集 ウルトラマンサーガ公開記念特典 ウルトラコミックブック
平成24年(2012年)に公開された映画『ウルトラマンサーガ』の入場者特典として劇場で配布された「てれびくん特別編集 ウルトラマンサーガ公開記念特典 ウルトラコミックブック」です。 小学館の児童向けテレビ情報誌「てれびくん 2010年4月号」に掲載された内山まもる先生の読み切り作品「戦え!ウルトラ戦士 出撃!宇宙けいび隊」を再録したもので、復活したグア軍団と、ウルトラマンゼロやウルトラ兄弟、宇宙警備隊の戦いを描いたこの作品は平成21年(2009年)に公開された映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』の後日談、『ウルトラマンサーガ』の前日談的な位置付けになるようです。ウルトラセブンの息子、ウルトラマンゼロがメインの平成ウルトラマン漫画ですが、強大な怪獣戦艦ベムズンに向けて、ゾフィーがミクロ化したセブンとゼロをM87光線で撃ち出すといった内山先生らしいケレン味溢れる描写もあり、昭和の“ザ・ウルトラマン”世代も楽しめるものとなっています。なお、この「戦え!ウルトラ戦士 出撃!宇宙けいび隊」は、平成23年(2011年)に逝去した内山先生の遺作になりました。 #ウルトラマンサーガ #ザ・ウルトラマン #内山まもる #小学館 #てれびくん #漫画
dape_man
-
小学館 ウルトラコレクションボックス ザ・内山まもる
2010年10月5日発行 発行所 株式会社小学館 平成22年(2010年)に小学館より刊行された「ウルトラコレクションボックス ザ・内山まもる」です。 その内容は、単行本未収録だった長編読み切り作品「かがやけウルトラの星」の本誌サイズの原寸復刻をメインに(画像3枚目、4枚目)、特典として①フィギュア「超造形魂 ザ・ウルトラマン uchiyama ver.」の限定バージョン(ゾフィー ブラザーズマントVer. 画像5枚目)、②内山版アンドロメロスが活躍する「ウルトラ戦士銀河大戦争」の復刻コミックス(画像6枚目、7枚目)、③当時のコロコロコミック増刊号などで描かれたカラーイラストのポストカード(画像8枚目)、以上三点が同梱されています。 本コレクションボックスのメイン「かがやけウルトラの星」は、「小学二年生 昭和48年9月増刊号」に掲載された93ページの読み切り長編です。読み切り作品としては内山ウルトラマン漫画最長の作品で、六大宇宙人&怪獣軍団の襲来、内山オリジナルキャラクター「ウルトラキング」(ウルトラマンキングに非ず)の登場、宇宙人&怪獣軍団を陰で操る黒幕の存在...と、見どころテンコ盛りの内容で、未収録作品の中でも一番復刻が待たれていた作品です。それが昔の学年誌サイズの大きさで読めるのがうれしいですね。見開きページの中に、ウルトラ兄弟と怪獣たちとの戦いをパノラマ的に描き込んだりする内山ウルトラマン漫画は、やはりサイズが大きいほど映えます。 「ウルトラ戦士銀河大戦争」は、「小学三年生」昭和56年6月号から昭和57年3月号にかけて連載された作品で、内山ウルトラマン漫画不朽の名作「さよならウルトラ兄弟」に登場したオリジナルキャラクター、「メロス」ではなく、小学館の児童誌のグラビアなどで展開された「アンドロメロス」のほうを主人公にしたコミカライズです。こちらもずっと単行本未収録だった作品で、これが初の復刻でした。大きさがコンビニコミックサイズなのが残念ですが、欄外のキャプションや広告などが当時のまま掲載されているので、これはこれで貴重な資料といえます。 上記2作品の初復刻はうれしかったのですが、正直、フィギュアとポストカードは要らなかったです... #ザ・ウルトラマン #ウルトラマン #内山まもる #小学館 #学年誌 #漫画
小学館dape_man