マゼランの世界一周

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ポルトガルの探検者、マゼランによる世界一周から500年…
ということで、世界からはこんなん切手が出ています。

といってスペインを出発したのは1519年のこと。
そこから足かけ3年をかけ、1522年…本国へ戻ってきたので、この記念切手を出すのは2019年から有効(ってか笑?😁)

ですがマゼラン、実は航海の途中で倒れてます。
最期の地はフィリピン1521年・・・無念の後悔、、じゃなかった航海でありました⛵

残された部下たちにより旅は続けられ、スペインへ無事戻り、この偉業を成し遂げます。

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そのルートはこんな感じ(2~3枚目)。
物語によれば、南米最南端のマゼラン海峡…。彼の冒険により、その名がついた地名ですが、この付近でさんざん苦労します。

地形見るとわかるのですが、入り江が複雑にあり、詳しい地図もなく、部下の反乱も起こり。。。
さらには食料が尽きかけます😱

辺りにたくさんいた、ペンギンをとっ捕まえて食べたとか。食料ゲット🐧💥

しかしそこからがまだ長い・・・
太平洋がこんなにデカいとは?💧誰も知らない太平洋の広さ、、、

でも?荒波の大西洋に比べて、なんと穏やかな海なことか(*´˘`*)

という体験からついたPacific Ocean→穏やかな海。

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マルコ・ポーロの探検記以来、ヨーロッパの航海者は、黄金の国ジパング🗾を意識したといいます。

そのまま太平洋を進み、ジパングに着いたらビックリ?!だったでしょうが、たどり着いたのは未知の島フィリピン。

マゼランは、さっそくキリスト教の布教を計ります。
現地の人々を改宗させ、ポルトガルやスペインのいいように植民支配しようとするのが、この頃お決まりなやり方でした。

ところが、、
そのやり口に反発する酋長があらわれる。
マゼランが上陸した島の一つ、マクタン島のラプラプ王だった😤

マゼラン一行とラプラプ隊は衝突!
マゼランはあえなく命を落としてしまいます。

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左下、マクタン島…その名もラプラプ市。
マゼランを倒した英雄の像が建てられています。

余談ですが海の中にも、縄張り意識の強いハタの仲間・ラプラプという魚がいるそう。強いモンにはラプラプと付けてしまおう作戦w🐟

とまぁーそれ置いといても、この地において英雄は、ラプラプ王のほうなのです。

右上はマゼラン海峡を望む、チリの港町にある彼の銅像。

出発の際、5隻あった船は1隻だけとなり、それでもなんとか旅を続け、、ようやく部下たちが世界一周を遂げる。

地球は丸い、と思ってもらったかどうかは別にして、地球はつながっている!ことを証明したわけですね。

500年前のこの長距離、、
船乗りたちのどれほど大変な旅だったんだろう…と思ってしまいます。

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    toysoldier

    2022/11/17 - 編集済み

    実に興味深い。
    当時の未開拓地域にに影響を与えた(影響というのか大いなる迷惑?というのか)であろうスペイン/ポルトガル勢というのは、どれもが"インパクト大"ですね。

    布教という名の侵略‥とは言い切りませんが、そのような歴史を踏まえた上でのこのような切手というのは大変意義のある逸品なのかと思いまする。

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      fanta

      2022/11/18

      トイソルさん、ありがとうございます!
      世界史の中では、まずまず興味ある時代ということで…力入りましたw😆

      マゼランは冒険者か破壊者か?
      という評価が時々されるのですが、私はその両方だっただろうと思っています。
      一言で言ってしまえば、、マゼランに来られた側はみな不幸になった…といっても過言ではありません。

      でもそれは、哀しいけど世界史に共通する部分だろうとも思います。
      アレクサンダー大王の遠征しかり、織田信長といい(なぜか信長😂)

      そのうちコロンブスも上げたいと思いますので、お楽しみください♪

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