長崎県・あじさいキティ

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長崎県のあじさいキティです。

長崎市では市の花にあじさいが定められ、梅雨時期には「ながさき紫陽花(おたくさ)祭り」が開催されます。
現地では「おたくさ」という別名でも親しまれ、その由来は江戸時代、長崎出島に来日したシーボルト医師だそうです。

シーボルトはドイツ人の医師・植物学者です。
西洋人として初めて出島の外に塾を開校し、日本人に最新の医学を教えました。
歴史の授業で習った方も多いかと思います。

シーボルトは来日中に楠本 滝(お滝さん)という女性と結婚し、娘にも恵まれ、幸せな家庭を築きます。
しかし、国外へ日本の地図などを持ち出そうとしたことにより、幕府に国外追放されてしまいます。
帰国後も奥さんのことを忘れられず、持ち帰ったあじさいに「おたくさ」という学名を付けて、ヨーロッパへ広めたそうです。(所説あり)

紫陽花祭りの期間中、シーボルト記念館を始め、長崎市内各所で美しいあじさいが見られます。
今は豪雨に見舞われて九州地方は大変ですが、いつか訪れてみたいです!

さてキティちゃんですが、大きなあじさいをすぽっと被った妖精さんです。
可愛いお花のステッキを片手に飛んでいます。
淡い紫色のコーディネートがとても可愛いです^^

ちなみにシーボルトと奥さんは30年後に再開できたそうです!

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