- ch049zpT Museum
- 11F ホッチキスの針
- 2号ホッチキス用つづり針
2号ホッチキス用つづり針
2号用ホッチキスが登場したのは大正15年(1926年)のことだと言われています。
その1年余り後、ドイツから3号と呼ばれるつづり針が輸入され、翌年には3号ホッチキスが作られるようになりました。
幅 : 約11㎜
足長 : 6mm
針の太さ: 約1.4㎜
針の太さが、3号ホッチキスのおよそ2倍、一般的な10号ホッチキスのおよそ3倍にもなる太さの2号針。
現在では3号針でさえ立派な太さの針に見えるのですが、その針さえも細く見える2号針は一般的ではなく工業用のタッキング用つづり針かのようです。
使い勝手の差なのか、3号ホッチキスは残り、2号ホッチキスの規格は現在無くなってしまいました。
2号ホッチキス本体はインターネット上で時折見かけたことはあるものの、そのつづり針に関しては私は最近まで見かけたことがありませんでした。
使われた期間が短かったのか、あまり多く使われることがなかったのか。2号針を見かけることは中々無いようです。