流工房 創作盆景
自宅の一室に展示されている約30点ほどの創作盆景の数々を眺めると、何故か懐かしい気持ちになる。
作業場での手順も見学でき、興味ある方には製作指導もして下さる。
自宅の一室に展示されている約30点ほどの創作盆景の数々を眺めると、何故か懐かしい気持ちになる。
作業場での手順も見学でき、興味ある方には製作指導もして下さる。
靴作りドキュメント最終回!いよいよかかとを付けて靴が完成です!
なんとなく靴作りを始めてみた、いち素人です。この連載では、履ける靴を一足仕上げるまでをドキュメントスタイルでお伝えしていきます。靴制作の過程を見てもらう中で、靴マニアじゃなくても「なぜ、いい靴はこんなにも高いのか?」の疑問、さらには靴を愛したくなるヒミツがわかってもらえるのではないかと思います。靴の裏側(というと大げさですが)がわかると、靴を見るのが楽しくなる!(購入に至るか否かはまた別の話…)今回は最後の行程「かかとつけ」と「仕上げ」に入ります。
「THE SCISSORS」米津雄介と鈴木啓太が語る、はさみの難しさ、道具の美しさ
2017年12月に、8800円の事務用はさみが発売された。「THE SCISSORS」という名前で、全長176㎜。厚さ最大6㎜。持ち手の部分は左右非対称。刀身は緩やかなカーブを描き、ふちは丸みを帯びている。
不思議なのはオール・ステンレス製でありながら、決して無機質ではないところ。柔らかそうにさえみえて、つい触れてみたくなる。
THE SCISSORSを開発したのは、2012年に設立されたブランド「THE」。世の中の定番を新たに生み出し、これからの“THE”をつくることをコンセプトに掲げるブランドだ。
はさみなら、とっくに完成形があるように思われる。
なぜ今、THE SCISSORSをつくったのか。プロダクトデザイナーの鈴木啓太さんと、プロダクトマネジメントに携わる米津雄介さんにお話を聞いた。
作り手の偏愛と熱量が溢れ出る腕時計。世にも奇妙な「GEEK WATCH」のお話
「その時はやってきた」。
これは、初代「Apple Watch」発売時のキャッチコピーだ。今や、老若男女がスマートフォンを握りしめ、何千何万の機能を持ち運ぶ時代が到来した。だが、そのはるか以前から腕に機能を集約するということは研究者たちの憧れであり夢だった。
もっとも象徴的なプロダクトは腕時計だろう。時を計るための機能に加え、どんな機能を搭載するかという競争にメーカーは技術の粋を尽くしてきた。
そんな作る側の熱量と偏愛とも呼ぶべきセンスが反映された腕時計を「ギーク・ウォッチ」と命名した男がいる。コレクターのドナルド・ムネアキ氏だ。
氏は南青山にあるワタリウム美術館の地下、「on Sundays」というミュージアムショップの一角に自作のアトリエを構え、そこにずらりと腕時計を並べて販売している。その数はなんと400本以上。
生産国やメーカーの垣根がなく、膨大な量のアーカイブ群から銘品を発掘するのは、並大抵の知識と労力ではできないはずだ。今回、「ギーク・ウォッチ」の背景や魅力について、ドナルド博士(敬意を込めて)に教鞭を振るっていただいた。