1950s' RONSON STANDARD「USA」.

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1950年代製造。ロンソン・スタンダード。

ワンタッチアクションオイルライターの名品、ロンソン・スタンダードの1950年代のアメリカ生産品。

クロームメッキのボディーのイニシャルボックスには、「J.L」のイニシャルが入る。

これは以前の持ち主の手により雑にリペアされたのか?、フリントホイールの取り付けのブリッジ部分をペンチで挟んで、歪みをリペアしたのか、ブリッジ部分がボコボコになっており、社名の「RONSON」の刻印も読み取りにくい位に変形しています。

しかし、それも又物の辿って来た経年の歴史として、気に入っております(笑)。

余談ですが、アンティークのロンソンのオイルライターと聞くと個人的には、日本のハードボイルド小説作家の北方謙三氏の「老犬シリーズ」に出てくる、敏腕ベテラン刑事の「老いぼれ犬」こと高樹警部の愛用する、中々火の着かないロンソンのアンティークのオイルライター「作中にて語られる内容から、恐らくスタンダードと思われる品。」を思い出します(笑)。

「老犬トレー」を口笛で吹きながら、カチカチと何度もライターを鳴らす高樹警部のオイルライター。

そんなイメージのロンソンのスタンダードです。

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