〇〇ホイホイ。

初版 2020/05/31 23:53

改訂 2020/06/04 12:35

二月頭にモンキーの運転中に車にはねられて入院し、退院後はコロナショックで営業自粛で映画館が閉館しており、遂にスクリーンでは観られなかった映画を昨夜にやっと観た。


キャロル・シェルビー&ケン・マイルズ。


1960年代に生きた二人の熱い男の物語。


映画「フォードVSフェラーリ」。


細かい所は史実とは異なる所も多少は有るが、これは久々の名画だった。


シェルビーがレースに掛けた情熱と、遅咲きの天才カーレーサーのケン・マイルズ。


中々長い映画だったのに、全く飽きさせないまま見通せた。


本物のケン・マイルズは、作品の中で描かれた様な粗暴で扱いにくい人間では無く、とても紳士的な英国人らしい硬派な人間だったと言う。


どちらかと言えば、キャロル・シェルビーの方が作中のケン・マイルズみたいに荒っぽい所が有った様だ。


まあ、そんな事を事実を事実のまま描いても、映画として楽しくなければ仕方の無い話なので、そこは映画なりに脚色されても仕方の無い事だろう。


それにしても劇中で出てくる、シェルビー・コブラやフォード・GT40のカッコ良さったら、堪らない。



残念ながらこのフォード・GT40はケン・マイルズの乗ったカーNo.1では無く、因縁の1966年のル・マンの優勝車のブルース・マクラーレンの乗ったカーNo.2の方のフォード・GT40だが、どちらにせよカッコ良い事には変わりはない。



このフォードの7000ccV8エンジンのパワーは、キャロル・シェルビーのお墨付きの物だった。



あのランボルギーニ・ミウラを設計した、「ジャン・パオロ・ダラーラ」もミウラ設計時に大いに影響を受けた、フォードGT。


映画を観て劇中に出て来たそのクルマが更に好きになる事は多々有る。


間違い無く「フォードVSフェラーリ」は、フォード・GT40とキャロル・シェルビーを引き立たせる為に、芸術的作品で有るマシンのフェラーリが使われた希少な映画だと思う。


少なくとも私個人はこの映画を観て、シェルビー・アメリカンが更に好きになったし、フォード・GT40と言うクルマが「特別なクルマ」に昇格になった。


そしてシェルビー・コブラがこんなにもカッコ良く感じた事は今迄無かった。

「フォードVSフェラーリ」。


こうしてすっかりクルマ好きなオッサンホイホイに乗せられた私でしたが、この映画はクルマに興味が有ろうが無かろうが、そんな事は抜きにしても、まだ未見の方には是非オススメの映画でした(笑)。



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MOYO.

ミニカーや雑貨「人はそれをガラクタと言う?」等をのんびり収集しております。

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    TWIN−MILL

    2020/06/01 - 編集済み

    良いですねー😁👍自分は結局見れなかったです。。。GT40とミウラは同じ設計者だったんですね👍。名古屋にあるカスタムメーカー「リバティウォーク」さんがオートサロンでミウラを族車風に改造したんです。ベースはGT40のレプリカなんですが、ミウラにしか見えない。。。😁。な〜るほど。と妙に納得しました👍。

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      MOYO.

      2020/06/01

      TWIN-MILLさん。コメントと画像を頂きまして有難う御座いますm(__)m。

      いや、ミウラとフォードGT40の設計者は同じでは無く、ミウラを設計したジャン・パオロ・ダラーラが、フォードGT40の様なロードゴーイングカーを作りたい。と、ランボルギーニで手掛ける最初のロードゴーイングカーのベンチマーク「特にシャーシ部分を。」としたのが、フォードGT40だったのです。

      なので、ミウラのボディーラインがどことなくフォードGT40に近い物を感じるのは、ある意味で正しいのだと思います(笑)。

      それだけフォードGT40がその後のモータースポーツの世界に大きな影響を与えた事は間違い無い事実なのでしょうね(笑)。

      有難う御座いますm(__)m。

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    Koshichi

    2020/06/01

    写真のGT40はBangのものですか?🤔
    僕の持ってるストラダーレと似ている気がします😊
    僕も家族で映画館に観に行きましたが、車に興味の無い家族も面白かったって言ってましたよ👍
    映画を観て以来、僕もすっかりケン・マイルズやシェルビーのファンになってしまいました😅

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      MOYO.

      2020/06/01

      Koshichiさん。コメント頂きまして有難う御座いますm(__)m。

      仰る通り、上記画像のGT40。シェルビー・コブラ共にBang社のモデルです(笑)。

      BangのGT40はとても雰囲気の良いモデルで、大変お気に入りの一台でしたが、今回のフォードVSフェラーリを観て更にお気に入りのミニカーとなりました(笑)。

      御家族で映画館にて鑑賞されたのでますね!

      この作品は間違い無くクルマ好き以外の方にも楽しんで頂ける名作だと思います(笑)。

      有難う御座いますm(__)m。

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      Koshichi

      2020/06/04

      やっぱりBangですね!😄
      僕もBangのGT40は、雰囲気が良くて好きです😆
      スパークとかのやつももちろん、きちんとフォルムが再現されててカッコイイんですけど、なんかこう、“味”が違いますよね😃

      良い映画でしたよね!「栄光のル・マン」とかとはまた違うカッコ良さがありました👍

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      MOYO.

      2020/06/04

      Koshichiさん。コメント頂きまして有難う御座いますm(__)m。

      Bangのミニカーは、下手に精密なレジン製モデルよりも味わい深い物が多いですよね(笑)。

      シャープなラインや精密さと言った点に於いては、とても高価なレジン製ミニカーには敵いませんが、それでも私はBangのミニカーについ手が伸びてしまいます(笑)。

      きっと私のミニカー購入動機の大きなウエイトを占めている要素が、そのモデルが醸し出している匂いを嗅ぎ取る「雰囲気買い」だからだと思います(笑)。

      栄光のル・マンもとても好きな映画ですが、あれはマックイーンが非の打ち所の無いカッコ良さで、中々共感出来る部分が少ない所が有るのに対して、フォードVSフェラーリはマイルズもシェルビーも泥臭い人間らしさを感じるので、身近な気持ちで観られるのが良いですね(笑)。

      有難う御座いますm(__)m。

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