赤・黒・金の秘密。

初版 2020/09/09 02:18

改訂 2020/09/09 07:42

1980年代の国産車でとても好みな車種の、日産スカイライン2000 HT TURBO RS。


当時は刑事アクションドラマの西部警察に出て来る中期型のRSターボや、久々にサーキットにて華々しい活躍をしていたシルエットフォーミュラのスカイラインRSターボ。



マシンのスペックについてはモデル末期迄の間に何度も改良を受けてパワーアップし続けたRSなので、興味の有る方は各自ネットでググって下さい(笑)。


しかしこのスカイラインRSターボのカラーリングと来たら、この赤色と黒色のツートーンカラーのイメージがとても強い。


おまけに当時放送していた「西部警察」の影響力は途轍もない物で、劇中のマシンRSがゴールドメッシュのホイールを履かせて為に、RSターボはゴールドのホイールのイメージがとても強かった(笑)。


実際の後期型グリルレスのフェイスにインタークーラーを装備した、最強のRS-X「通称・鉄仮面」等は、

「上記画像左側のモデル。」純正のホイールの場合、ゴールドのメッシュホイール等は履いていなかった。


しかしイメージと言う物は恐ろしい物で、上記画像の右側のトミカプレミアムのサッシュグリルの中期型のRSターボ等は、まるで西部警察の劇中のマシンRSの様なゴールドメッシュホイールに、前後のスポイラーにフォグランプ迄装備した形でモデルアップされている(笑)。


故に私の脳内のスカイラインRSターボは、「赤・黒・金」のカラーリングとして刷り込まれてしまっている(笑)。



赤/黒のツートーンカラーのボディーに、足元はゴールドのホイールでキマリ。


おまけにルーフアンテナが角の様に雄々しくそびえ立つ姿は、少年期の私の「特別なスカイライン」なイメージとして今も一定の立ち位置に陣取っている。


しかしこのスカイラインRSターボのイメージカラーの様な赤・黒・ゴールドのカラーリングが、何故ここ迄男心をくすぐるのか?


長年脳裏に焼き付いて離れない、赤・黒・金のカラーリングに生理的に反応してしまう理由が遂に今日判明した。


それは、スカイラインRSターボよりも遥か以前にこのカラーリングの特別なクルマが存在していたからだったのだ。



シャーシNo.3781 ランボルギーニ・イオタSVR。



あの幻のオリジナルイオタをモチーフとして生み出されたイオタレプリカの中でも、ここ日本ではこの1976年に海の向こうから日本に渡って来て以来、イオタのイメージとして最も認知されたスーパーカーのイオタSVR。



この伝説的スーパーカーのカラーリングが、赤色と黒色のツートーンカラーに、BBSのゴールド/シルバーのメッシュホイール。


それに激しくフレアしたリアフェンダーに合わせて極太のピレリP7を履いたイオタSVRのイメージが、正にスカイラインRSターボのそれに重なったのだ(笑)。


おまけにイオタSVRのルーフ上には、アンテナ迄そびえ立っているでは無いか!(笑)。


これは余談だが、この世界で一台のイオタレプリカの代名詞のイオタSVRの実車を保有していた高級輸入車ショールームの有る街で私は産まれ、3歳の時にその街の直ぐ隣町に引っ越した。


以来、20代前半迄イオタSVRはその高級輸入車ショールームの最上階に鎮座していた。


当時はまさかそのイオタSVRが世界でたった一台きりの、正真正銘のイオタSVRだとは思わず、クローンイオタのSVRを更に個人でコピーした物だとばかり思っていた(笑)。


幼い頃から大人になる迄の長年の間、その高級輸入車ショールームの前を通り過ぎる度に、イオタSVRを羨望の眼差しで見つめた物だった。


やがてそのイオタSVRはショールームの最上階から姿を消してしまった。


そんな思い出のイオタSVRのカラーリングをモチーフとした?スカイラインRSターボをこの私が好きにならない筈が無い(笑)。


「赤色・黒色・金色。」この鉄板のカラーリングは、高性能なクルマを更に特別な存在に押し上げる。


それはきっと幼き頃に身体に稲妻が走る様に感じる程の衝撃を受けた、「ランボルギーニ・イオタSVR」の原体験が今も尚、赤・黒・金の組み合わせは私に特別なクルマの為のカラーリングとして認知させ続けるのだ。


きっとこれからもずっと。



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MOYO.

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    TWIN−MILL

    2020/09/09

    赤x黒ツートンと言えばFerrari BB系を思い出します😁。赤x黒x金と言えば、確かにDR30👍。当時のFerrari(と言うかピニンファリーナ)が曰く、車の全高を低く見せる視覚テクニックから取り入れたと聞いた事があります。

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      MOYO.

      2020/09/09

      TWIN-MILLさん。コメントと情報提供頂きまして有難う御座いますm(__)m。

      なるほど!このカラーリングには、車高を低く見せる視覚的技法も兼ねていたのですね!

      このカラーリングもトミカ50周年記念モデルの日産GT-Rで、改めてカッコ良い物だなと痛感致しました(笑)。

      有難う御座いますm(__)m。

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