春の気配。

今日は交通事故での入院生活から開放された、初めての日曜日。

まだ身体の怪我は治りきったとは言えないが、朝から快晴の長崎だったのでコレは絶好のお出掛け日和だと、かみさんの運転で出掛ける事になった。

初めに佐世保から程近い西海市のドライブインに有る鯛焼き屋さんの鯛焼きが食べたいと、かみさんが所望していたのでそちらへ向かった。

一時間と少し経って、ドライブインに到着。

だが、お昼頃に到着した為に、ドライブインの駐車場は駐車スペース待ちの車でごった返していた。

暫く待ってやっと駐車出来たので、鯛焼きを買いに行き、自宅で待つ子供達の分も含めて鯛焼きを無事にゲット出来た（笑）。

ここの鯛焼きは、尻尾までタップリと餡が入っており絶品だと言う。

車内でかみさんと私で一匹ずつ鯛焼きを食した。

今日の旅のお供を努めるのは、ホットウィールの69'フォード·トリノ。

爽やかな陽射しを浴びたトリノも何だか嬉しそうに見えるのは気のせいだろうか？（笑）。

絶品の鯛焼きを食した私達。

次にかみさんがお昼ご飯に鰻を食べたいと言う。

そして同じ西海市に有る、絶品の鰻を食べさせてくれると言う、鰻屋さんの「入口屋」さんに電話して予約するかみさん（笑）。

しかしその入口屋さんは、このドライブインと同じ西海市でも、端と端位に距離が離れていた。

結構長い事クルマを走らせて、鰻屋さんにやっと到着。

二階の和室に通されて、鰻丼を注文。

今か今かと暫しの時を待つ。

やっと出てきた鰻丼。

ふむふむ。見た感じは当たり前だが、普通の鰻丼ぽいな。

ならば蓋を開けて進ぜよう。

パカ！

おぉ！これは丸ごと一匹鰻ちゃんが乗った鰻丼。

しかも、鰻ちゃんの下にはタップリとタレの染み込んだ御飯が、これでもかと大量に敷き詰められているではないか！

この後、鰻丼を頂きましたが、その光景はとても人にお見せ出来る類の物では無かった為、割愛させて頂きますm(__)m。

トリノ君も頂きました。

フワフワ肉厚の鰻と、タレの染み込んだ御飯の絶品の鰻丼をお腹いっぱいに頂き、心もお腹も満たされた私達が次に目指す場所は、長崎県は大島の先に有る崎戸島。

その先端に有る、「北緯33度線の展望台」に行く事となった。

西海市から大島大橋を渡り、崎戸島へ向かう。

崎戸に渡り、崎戸島の先端の展望台麓に有る、温泉も浸かる事の出来るホテルの駐車場にクルマを駐車して、展望台に徒歩で行った。

崎戸から望む西海の色は紺碧に染まっていた。

崎戸の展望台に到着。

そして確かにここは北緯33度線上だ。

地図でもそれが分かる。

トリノ君よ。ここの延長線上に位置する、君の生まれ故郷のアメリカ合衆国の北緯33度線上には、サンディエゴ。テキサス州ダラス。チャールストン。が位置するとの事。

いつかお前にも故郷へ里帰りさせてやらなきゃなぁ（笑）。

今日はアメリカでとはいかなかったが、日本の西海岸の爽やかな陽射しと風を浴びる事で勘弁しておくれ。　　

トリノ君のハデハデなフレアパターンと、キャンディーレッドのボディーは意外や紺碧の海にマッチした。

まだ私の身体の怪我は治ったと言うには程遠いかもしれないが、絶品の鯛「鯛焼きだけど」と、鰻と海の青さで傷付いた身体を十分に癒やして貰えた気がした、春の気配のする日曜日のドライブでした。

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