-
近畿日本鉄道22600系「Ace」阪神乗入対応
2009年〜2010年にかけて製造された汎用の特急型電車で、22000系「ACE」の設計コンセプトを踏襲させた車両です。 車両毎の分煙が当たり前であった近鉄特急において、新製時からの喫煙室の設置はこの形式が初めてであり、客室内全面禁煙の現在のスタイルを確立させた車両と言えます。 この模型はモーターの無いトレーラー編成で、メルカリにて入手しました。阪神線の直通に対応するため、列車選別装置が先頭部に取り付けられた車両をモデルにしています。 尚、30000系「Vista EX」の購入に伴い、賢島・名古屋方の先頭をJC6323によってTNカプラー化し、連結運転と美観の両立を実現しました。かなり無理のある改造なので、急なS字カーブは通過不可ですが...
鉄道模型 Nゲージ GREENMAX 2022年4月Tsukuba-3000
-
近畿日本鉄道30000系「Vista EX」
1978年に登場した特急型電車で、2階建て構造の車両を編成中に組み込んだ「ビスタカー」としては、3代目にあたる形式です。 1996年からは、22000系「ACE」などの登場によって見劣りが顕著になった車内をリニューアルする工事が開始され、塗装の変更と同時に、愛称も「Vista EX」になりました。 この模型は、喫煙室設置工事と新塗装化が施された、2019年以降の姿が再現されています。 以前製品化されていた新塗装の車両は、喫煙室がまだ設置されていない過渡期のタイプであったため、両方とも施工が完了したこのタイプの製品化を心待ちにしていました。
鉄道模型 Nゲージ TOMIX IMON横浜店Tsukuba-3000
-
キハ310形 関鉄カラー(限定品)
キハ310形は、沿線開発により急激な通勤路線化が進んだ常総線の輸送力増強のため、1977年から8両が増備されました。完全な新造ではなく、床下機器類を国鉄キハ16・17形から流用しているのが特徴で、1両単位で編成を組むことができます。 模型は事業者限定品の317+318です。 一般流通品では車号が315+316になっており、前面のワンマン表示は印刷済みの状態になっています。 オレンジと茶の帯を巻いたこの色は「関鉄カラー」と呼ばれており、キハ2000シリーズ以前の車両の標準塗色です。 黒の台車と、グレーの床下機器の区別がしっかり表現されており、更に連結器のTNカプラー化を全ての面に実施しました。 317号車に動力を入れています。 なお、同車号の実車は既に引退しています。
鉄道模型 Nゲージ TOMYTEC 関東鉄道守谷駅Tsukuba-3000
-
キハ2100形3次車
1993年に旧型車置き換え用として登場しながらも、現在の常総線新型車両のスタイルを確立したキハ2100形。こちらは、増備によって各所が変更された3次車(2109-2110)をモデルとしています。 2・3次車行先表示器にはLED式のステッカーを貼り付けるのが正しいです。 動力ユニットは搭載しないトレーラー編成とし、先頭部はTN化する事で、2101-2102に増結させた4両運転に対応させています。
鉄道模型 Nゲージ TOMYTEC タムタム秋葉原店Tsukuba-3000
-
キハ2100形1次車
1993年に旧型車置き換え用として登場しながらも、現在の常総線新型車両のスタイルを確立したキハ2100形。そのうち、最初期に製造された1次車(2101-2102)をモデルにした製品です。若干正面窓の寸法が以降に登場した車両と異なっています。 仕様上、1次車の行先表示器には幕式のステッカーを貼り付けるのが正しいです。 なお、この塗装は京成グループの観光バスに施されていた塗装とほぼ同じであり、KaNaC色と呼ばれています。現在、2100形でこの塗色を維持する車両は2101-2102のみです。 2101にTM-15動力ユニットを搭載し、先頭部はTN化する事で、通常期の2両運転と増結4両運転に対応させています。
鉄道模型 Nゲージ TOMYTEC 2015年9月Tsukuba-3000
-
789系1000番台「カムイ・すずらん」
789系1000番台は、781系特急型電車の置き換え用として2007年に登場した車両で、札幌〜旭川の特急「スーパーカムイ(当時)」や札幌〜室蘭の特急「すずらん」として運行を開始しました。間合いで札幌〜新千歳空港の快速「エアポート」や札幌〜手稲の「ホームライナー」にも使用されました。現在、後者2つからは撤退しています。 車体はシルバーとブラックを基調とした落ち着きある装いと、道央向けの徹底した雪対策が特徴です。屋根上の碍子の手前にはスノーガードが設けられており、模型でも再現されています。 ライトの色分けも実車同様、2段ライトの上部が白色HID、下部がオレンジがかったシールドビームの色調になっています。 2018年に発売された製品で、中古市場でもそれなりに出回っていますが、人気なのか割と高値で取引がなされているようです。
鉄道模型 Nゲージ KATO ぽち新宿店Tsukuba-3000
-
EH500形「金太郎」2次型
EH500形は、機関車の付け替えによる到達時間ロスを減らすことや、老朽化した交流電気機関車の置き換えを目的として、1997年より製造された交直流電気機関車です。2車体連結構造により軸重を軽減させる事で、広範囲の路線で運用でき、「金太郎」の愛称で親しまれています。 「金太郎」にはいくつかのタイプがありますが、この模型はライトが前面窓直下に配され、暗い赤色の帯が巻かれた2次型をモデルにしています。 知人より譲り受けた車両で、以前に屋上配線の色差しが行われています。 #貨物列車 #機関車
鉄道模型 Nゲージ KATO 2020年6月Tsukuba-3000
-
国鉄EB10形
1927年に蓄電池機関車・AB10形として製造され、1931年に通常の電気機関車へ改造されてEB10形になりました。実車は王子駅付近の須賀線専用機として運用されました。1972年に廃車され、1号機が東京都府中市に保存されています。 模型はその1号機がモデルです。「ノスタルジック鉄道コレクション」という新ジャンルの鉄コレで記念すべき第一弾としてラインナップされ、大きな話題を呼びました。ラインナップの中でもEB10形が一番人気のようで、中古品でも相応の価格で取り引きされています。 実際には無かったと思いますが、手持ちのシキ1000やコキ200を連結させると一気に専用線感が増します。 #貨物列車 #機関車
鉄道模型 Nゲージ TOMYTEC ヨドバシカメラ上大岡店Tsukuba-3000
-
キハ283系「おおぞら」
以前「スーパーおおぞら」としてKATOより製品化されていたキハ283系ですが、近年の姿に合わせる形で2021年にリニューアルの上、再販となりました。 前作との変更点は、 ◯セット構成の見直し ◯釧路方先頭にも幌枠を標準取付 ◯屋上にプロテクタのある姿を再現 ◯床板の着色(成形色) ◯HM・シール収録内容の変更 などです。 基本と増結を合わせても9両編成となりましたが、中間運転台のあるキハ282形2000番台がセット中に2両入るようになり、北斗やホームライナーの幕も収録されたことから、楽しみ方が広がりました。
鉄道模型 Nゲージ KATO IMON横浜店Tsukuba-3000
-
近畿日本鉄道50000系「しまかぜ」
近鉄50000系は、伊勢志摩へ向かう観光列車として、「乗ることが目的となる列車」をコンセプトに開発された特急型電車で、「しまかぜ」の愛称があります(「ひのとり」も同様に列車名ではない)。2013年に大阪難波・名古屋の2駅から賢島間で運行を開始し、その後京都〜賢島間を結ぶ列車も新設されました。現在も近鉄のフラッグシップ車両として活躍しています。 模型は第1編成50101(SV01)編成を再現。室内表現ステッカーで車内を実感的にし、編成両端2両のプレミアム車両は黄白色のポポンデッタ室内灯を、グループ席・カフェ車両はTORMの暖色室内灯を入れました。 正面窓ガラス付近は、角度によって見えてしまう成型色を隠すべく、一部を黒ペンで塗りつぶしました。また、行先表示シールはグリーンマックス製の近鉄特急ステッカーを使用しています。 現在、市場には基本セットばかりが出回っており、再販があるまで増結セットは入手困難な状況です。たまたま中古店で基本+増結が一般的な価格でで売られているのを見つけ、購入しました。 #近畿日本鉄道 #しまかぜ
鉄道模型 Nゲージ TOMIX クルクル秋葉原店Tsukuba-3000
-
10020形(第3編成)
1961年、富山地鉄初のユニット車両として登場した車両が10020形です。設計は日本車輌製造によって手掛けられ、当時の地方私鉄でベストセラーとなった「日車ロマンスカー」の一派でもあります。登場当初は3両編成でしたが、のちに2両編成となりました。 ワンマン改造がなされなかった事から、晩年は増結用のクハを連結してラッシュ時やシーズン期のアルペン特急などに使用されました。 この第3編成は、2019年9月29日のラストランイベントをもって引退となり、同時に10020形は形式消滅しました。 写真の模型は鉄道コレクションの「ありがとうモハ10020形2両セット」を使用していますが、16弾で製品化された妻面に帯が回っている車両も保有しています。現在動力が不調なため、組む編成によって車体を載せ替えています。
鉄道模型 Nゲージ TOMYTEC タムタム秋葉原店Tsukuba-3000
-
近畿日本鉄道80000系「ひのとり」
2020年3月、近鉄名古屋〜大阪難波間の名阪特急に投入された特急車両が、80000系「ひのとり」です。特急「アーバンライナー 」の上位互換として登場し、名阪甲特急の運用を担当、玉突き転配による汎用特急車12200系の置き換えも目的としています。 編成は6両と8両があり、どちらも先頭車両がハイデッカー構造のプレミアム車両、中間車がレギュラー車両という編成です。プレミアム・レギュラー問わず、座席背面にバックシェルが付いており、後列の人を気にせずにリクライニングができる点が特徴です。また車内販売は無くなり、先頭車両に自動販売機とコーヒーメーカーを置く事で代替としました。 模型はTOMIXから発売された6両編成セットです。TORM製室内灯を実車に合わせてセレクトし、取り付けています。窓が大きいため、室内灯の効果は抜群です。 8両編成がどのような構成で発売されるか、とても気になります。 #近畿日本鉄道 #ひのとり
鉄道模型 Nゲージ TOMIX IMON秋葉原店Tsukuba-3000
-
485系1500番台 K60編成
485系は、国鉄電化路線の特急型電車として登場した車両です。1964年から1979年の間に製造され、その後も本州や九州で活躍を続けたオールマイティな車両です。 1500番台は、300番台を基本に北海道での使用を考慮して改良された車両で、函館本線の特急「いしかり」に使われました。しかし、それでもなお雪対策が不十分なことが判明し、781系に置き換えられる形で本州へ転属しています。 K60編成は新潟地区で活躍していた1500番台を常磐線の勝田電車区に転属させたもので、主に臨時列車などの波動用として用いられました。青い帯とイルカのマークが特徴です。その後、「ビバあいづ」で活躍していた車両がK40編成として転入し、2編成を連結させた10両編成で運用に入ることもありました。 実車は2013年に引退しています。 模型はTOMIX製で、ハイグレード商品として発売されました。それ故細かな取り付けパーツも多く、整備に時間がかかりましたが、アンテナやトイレタンクなども余すことなく再現されています。 関東では、発売後すぐに市場から消え、買取も高値になるほどの人気ぶりでした。
鉄道模型 Nゲージ TOMIX IMON横浜店Tsukuba-3000
-
10030形(第3編成)
10030形は、京阪初代3000系の車体を譲り受けたもので、1990年から譲渡が開始されて現在の在籍数は17両と、地鉄電車の最多勢力となっています。 当初、台車と床下機器は営団地下鉄3000系のものを使用していましたが、金沢総合車両所から廃車となった485系・419系の台車・床下機器を譲り受けて、出力向上の改造を行なった編成も多く存在します。 2013年には8030番台として運用されていた2階建て車両を追加で譲り受け、3両固定編成の「ダブルデッカーエキスプレス」として京阪時代の装いを復元された編成もいます。 模型は鉄道コレクションを動力化したものです。中間の妻面はジャンパ線の表現がリアルなKATOカプラーに換装しました。
鉄道模型 Nゲージ TOMYTEC タムタム秋葉原店Tsukuba-3000
-
14760形+クハ175
14760形は、1979年に地鉄初の冷房車として登場しました。 日本車輌で製造された18m級電車で、長距離の乗車も考慮されたため車内は転換クロス主体となっています。 先頭部は細いセンターピラーに2枚窓、ブラックアウト処理といった当時流行りのデザインが取り入れられました。 白地にグレーと臙脂の帯が回った雷鳥色が基本ですが、一部車両は10030形に合わせた黄色と緑の塗装に塗り替えられています。最後の地鉄自社発注車輛として、現在も活躍中です。 クハ175は多客時に2両編成に連結される制御付随車で、朝ラッシュや観光シーズンに活躍しています。 模型は、鉄道コレクションから発売された14760形+クハ175の3両セットで、車番は14763+14764+175です。 この製品では妻面にもグレーの帯が回っていますが、今は省略されているようです。 14760形の妻面をジャンパ線が実感的なKATOカプラーに換装しています。一方で、14764の先頭部と175の妻面は、解結時の見栄えを良くするため車体マウントのTNカプラーとしています。 人気の車両ですが再版はされておらず、中古品でもそれなりの価格が付くことがあります。
鉄道模型 Nゲージ TOMYTEC ポポンデッタ秋葉原店Tsukuba-3000