シカルナ・工房 - 怪竜大決戦 大蝦蟇 ニューカラーバージョン

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『怪竜大決戦』(1966)は、山内鉄也監督制作の怪獣特撮映画として東映唯一の怪獣特撮映画のタイトルも持っています。
全般的な内容は「自来也説話」を元にしていますが、作中の登場人物が変身する怪物たちが自来也説話のものと異なる場合がある変更点があります。
怪竜大決戦で使用された怪獣スーツの一部は、以降仮面の忍者 赤影に登場する怪獣スーツとして再利用されます。

1話で紹介した怪竜大決戦ソフビセットの大竜に続く大蝦蟇ソフビです。
作品内では、主人公の自来也が師匠から受け継いだ秘録を使って召喚したり変身したりすることができる怪獣です。
作品内のスーツは、緑褐色の肌に赤い瞳を持つデザインとして記憶し、火の能力を使う怪獣でした。
1966年という時代的背景にもかかわらず、生きているかのようなスーツの動きの表現が、当時の日本の特撮技術がどれほど発達していたのかを感じさせながらも、蝦蟇にトラの鳴き声を入れたことには少し戸惑いましたね。(笑)

今ご紹介しているソフビは初回版ではないので、原作とは違う色で塗られています。
竜怪獣の魅力に魅了されて購入したセットだが、最近はこの蝦蟇怪獣の魅力をかなり感じています。
繊細な肌表現や多様な表現技法が施された塗色など、鑑賞するとき、かなりの楽しさを感じさせます。
稼動箇所は首、両腕、股関節だと知っていましたが、今回ご紹介するために写真を撮影しながら両手もやはり稼動できるという事実を知りました。
ただ、部品間の間着(かんちゃく)が多少こわばった感じで稼動時に消耗的な感じがすることはあります。
緩いよりはずっとましなので、少なくとも私にとっては減点要素ではないですね。
竜怪獣と同じように、この蝦蟇怪獣もやはりよくできた工芸品を見ている感じなので、このようなスタイルのソフビがもっと出てほしいという希望を抱いてみます。

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