Cereal Box Toys(Number 2 Combo) - 牛鬼(うしおに) グール ver.

0

牛鬼(うしおに)は西日本に伝わる妖怪で、主に海岸に現れて海辺を歩く人間を襲うといわれています。
各地に伝承があり、その多くは非常に残酷な性格で、毒を吐いて人を殺すことを好むと伝えられていますが、一部には悪霊を察する神の化身として描かれることもあるそうです。
各地で伝承されているため様々な形で描かれているようですが、普通はネットサーフィンを通して見える姿から、牛の頭や般若、大蛇に似た恐ろしい顔、蜘蛛の体をしている姿が多く見られるようです。

カナダにあるCereal Box Toys(Number 2 Combo)は、ソフビに情熱を持つ二人の兄弟が設立したブランドです。
カナダにあるメーカーですが、日本の成形工場から成形物の供給を受け、二人の兄弟がそれぞれテーマのあるペインティングで仕上げる生産方式で運営されていると聞いています。

Cereal Box Toysの牛鬼(うしおに)にソフビでございます。 牛鬼をテーマにしたソフビは、サンガッツ本舗の水木しげる奇怪漫画ソフビ列伝のラインナップにある牛鬼が代表的だと思いますが、
こちらはリアルな造形の牛鬼を表現したような感じがとても気に入ったので購入を決心しました。
私が購入した牛鬼のテーマはグールで、足1本が蓄光パーツで構成されているのが特徴です。
成形色は紫色ですが、成形色を生かしたペインティング方式ではなく、成形色を完全に覆うペインティング方式です。
ソフビは頭、胴体、足に分割されていて、足の場合は前後の足は個別になっていて稼働できますが、中間の足は2本の足が1つの部品でできていて稼働できません。
牛鬼の後ろには骸骨の顔が表現されていますが、これはメーカー独自の表現だと思われますね。
特殊な紙にプリントされたコンセプトアートは牛鬼という東洋妖怪の感じをより豊かにしてくれるようで気に入っています。
ただ、残念な点といえば、ソフビが地面に触れる足の先端までペイントされていて、必然的にこの部分の塗色がはがれる仕組みになっています。
塗色が自然にはがれる要素を好むソフビコレクターたちもいるので視点の違いですが、こういう部分に慣れていない私の場合は、きっと残念なことです。
それでも日本ではなく太平洋の向こう側のカナダの二人の兄弟が見せてくれるソフビに対する情熱は、本当にすごいと思います。

#CerealBoxToys #Number2Combo #牛鬼 #うしおに #日本妖怪 #妖怪ソフビ #鬼ソフビ #インディソフビ

Default