算盤玉石球顆の標本 2020-10-29

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もの日記に書きましたが、私の採集方法は、ただ採ると言うのでは無く、それが、どのように存在していたか、それをそのままに標本にする様にしています。すると、それの生成過程を明らかにすることが出来ます。ただ、綺麗な球顆を採って、その中から算盤玉石だけを取り出して標本にしたら、それは、ただの算盤玉石の標本です。それでは、算盤玉石が球顆の中に入っていることすら分りません。

 ある日、産地に行くと、露頭に球顆の頭が出ていました。それを掘出すと、さらに奥に続いています。順番に掘って行くと、どんどん続いていきます。取り敢えず30㎝位まで掘りました。これを持って帰って、整理して、掘出した順に繋いで行きます。そして、また掘りに行って、繋いでと5回位繰り返しました。そして完成したのが、4枚目の写真。掘り出した時は本当にバラバラなので、完成までに約3ヶ月かかりました。

 そしたら、まだ、その下の方にも、続いていたのです。同じように、5回ほど繰り返して、完成したのが、1枚目~3枚目の写真のブロック。このブロックは、表、裏、上からと写真を撮りました。
 2枚目の写真の前面を上に向けて、4枚目のブロックを上下逆さまにひっくり返して、その上に置くと、掘出す前の位置関係になります。

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