白鉛鉱 (cerussite) 亀山盛鉱山 #0265

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白色柱状の鉱物が白鉛鉱(鉛の炭酸塩鉱物)で、黄色い泥状の部分は鉛、銅、鉄を主成分とする含水硫酸塩の二次鉱物ビーバー石かと思われます。

亀山盛(きさもり、きさんもり)鉱山は中温熱水鉱床で、江戸時代から鉛山として稼行され、近代は三菱鉱業により銅・鉛・亜鉛等が採掘されていましたが、1942年(昭和17年)に休山しました。当鉱山跡は銅や鉛の二次鉱物が採集できることで知られています。

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