マイティK

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ホットウィール 初となる軽トラ、マイティKです。架空車扱いですが、明らかに日本の軽トラがモチーフになっています。

アメリカでも日本の軽トラが大注目されている昨今ですが、いよいよその波がホットウィールにも波及した様です。他メーカーの軽トラミニカーと異なり明確に特定のモデルを再現している訳ではありませんが、ホットウィールならではの遊び心溢れる、いかにもホットウィール流の解釈といえるユニークな軽トラに仕上がっています。

このモデルは2021年に42歳の若さで他界したデザイナーの故リュウ・アサダ氏が手がけています。左右ドアには「ASADA TIRE SHOP」の文字が印刷されており、強い拘りが感じられます。アオリ部分に印刷された「ホットホイール」の文字が実に味わい深いです。キャブ後方にスポイラーが装着され、荷台にタイヤやツールボックス、スケボーが載せられているのがまた面白いです。エンジンカバーの位置から、エンジンは軽トラでは一般的と言えるシート下に搭載されていると思われます。

リアにはナンバープレートが装着され、黄色ナンバーで「大阪480 あ20-22」と表記されています。このミニカーではオーバーフェンダーの影響で軽自動車枠をはみ出しそうですが、そこはホットウィールならではの遊び心であると感じられます。本当にホットウィール流の面白い軽トラに仕上がっていると思います。

ちなみにモチーフとなっているのはスズキ・キャリイ(10代目)の様ですが、個人的には三菱・ミニキャブトラック(6代目、三菱製最後のモデル)にも見えてしまいます。架空車ですが日本の軽トラをモチーフとしている為か、ハンドル位置は右側となっています。

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