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スバルサンバー 農業仕様
スバルの軽商用車、サンバーの4代目モデルです。農業仕様となっており、1982年式のトラック標準ルーフ、2WD車(鳥居付)を再現しています。農協専売車である営農サンバー仕様となっている点もポイントです。
1982年9月にデビューした4代目サンバーは、トラックとトライ(バン)ではフロントピラーの角度が異なっており、RVユースも意識していたトライがどちらかと言えばスタイル優先だったのに対してトラックはフロントピラーを立てて実用性を強く意識した印象です。その為か、トラックのスタイリングは現代の軽トラに通ずるフロントがやや突き出た感じになっています。ヘッドライトは、トライの角目に対してトラックは丸目を採用しており可愛らしい印象です。先代末期より追加された4WDは、この4代目ではタイヤサイズが12インチ(2WDは10インチ)となり、力強い印象となっています。トラックには、こちらも先代末期からの登場となった農協専売車、「営農サンバー」が引き続き設定されています。
今回普通の軽トラ仕様で製品化された4代目サンバーですが、標準ルーフでホワイトのボディカラー、2WDならではの可愛らしい10インチサイズのタイヤの組み合わせが実に良い雰囲気です。車体前後に印刷された「営農サンバー」のエンブレムがサンバー好きには特に堪らないポイントであると思います。群馬県のキャベツ農家で使用されていた営農サンバーという設定の様ですが、荷台に積まれた沢山のキャベツ入りケースもまた魅力的です。